2005年11月11日

ジハード(聖戦)が意味する非西欧

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民族紛争と宗教対立が激化、鍵を握るのはイスラム勢力

冷戦崩壊後の世界の特徴は既に衆目の一致するところ、民族紛争と宗教対立にあり、この二つは複雑に絡み合っている。旧ソ連、旧ユーゴは勿論、中東地域や西アジア、そしてこの度のフランスなど、世界の広い範囲において紛争は継続中である。

こうした紛争の大部分に共通する一つのキーワードは、それは紛争の一方の当事者が「イスラム勢力」という点である。ハンチントン・ハーバード教授は冷戦後の世界像の決定的な特質を「諸文明間の衝突」と捉え、もはや「西欧」が主役であった時代は過去のものとなり「非西欧」の台頭で、両者間の相互関係をより重視せざるえない時代になると述べてきた。

西欧において、「非西欧」を掲げる「イスラム勢力」は脅威そのものであり、今回のフランスの「移民暴動」は国内に多数の異民族=イスラム勢力を抱え込んでしまった以上、その脅威から逃れようにも逃れないという地獄へと突き落とされた。

「ジハード」(聖戦)という言葉に象徴されるように、イスラム教は強い非妥協性と政治性を持つ。世界中に12億人以上存在するといわれ、これは世界人口比で25パーセントに達する。

フランスは勿論キリスト教の国家だが、他の国と比較すればそれほどキリスト教に対して絶対的な信仰形態にはなかった。そのフランスは西欧社会においては今や最大の「イスラム教国」となった。移民の流入や改宗によってイスラム教徒は300万人もおり、プロティスタントを抜いてカソリックに次ぐ勢力となっている。

フランスはフランス革命以来、無宗教を国是としてきた。よって学校教育の場においてはそれは厳格に守られてきたが、近年イスラム教徒の女性の子供達はスカーフの一種であるへジャブを着用して登校し、学校当局と対立した。

90年代の初め南フランスのストラスブールで学校当局の命じたへジャブの禁止に抵抗する200人以上の生徒が登校を拒否、自宅で学習する事態となった。このような騒ぎの拡大を恐れたフランス政府は、より一層教育現場における無宗教性を強めたが、これに激しく反発するイスラム勢力は次第に学校から姿を消した。

学校に行かない子供達の就職率は極めて低く、不満が増大していたことは事実であるが、これは個人的な単なる不平不満で収まるような簡単なものではなくなった。過激なイスラムの呼びかけが次第に広がりを見せ始めている。

かってイスラム世界は、西欧キリスト教諸国に席巻され、長い間その植民地として苦難の道を歩まされてきた。この思いが若者に伝播してきた、イスラムの暴動は西欧への“反撃”と呼ぶべき位相を呈し始めている。

ヨルダンにおけるイスラム原理主義テロ組織の爆弾事件は、西欧社会に台頭するイスラムの若者に対する熱烈なる、ジハード(聖戦)への勧誘となるだろう。日本国内にも多数のイスラム教徒の不法滞在者が存在しており、我々《極右》もこの問題を重視せざる得ない。ただ、歴史的に我が国はイスラム諸国を植民地にした事実はなく、その点は彼らに強く主張しなくてはならない。

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Posted by the_radical_right at 09:33│ mixiチェック │欧州極右 
この記事へのコメント
極右評論管理者様

いつもお返事ありがとうございます。
今朝のフジテレビの「報道2001年」にて、フランスの暴動で話をしていたのですが、イギリスとの比較をしていて、
(1)イギリスは、融和政策
(2)フランスは、同化政策
の違いが暴動の有無に関係しているのではないか、というようなことを言っていました。
私もイギリスでの移民暴動は、あまり聞きませんが(実態はあっても聞いてないだけかもしれません)、次のことも影響しているように感じます。
(1)移民の数(または、元来のイギリス人と移民の比率)
(2)イギリス人の国民性
(3)植民地を世界中に広めたために、多民族と交流する心得・対処方法があるかもしれない
(4)植民地・移民の経験が長いため、当初は暴動などがあったかもしれないが、今は取り合えず沈静化しているかもしれない
Posted by とおる at 2005年11月13日 17:58
返信が遅れました。

>(1)キリスト教と異なる移民を入れた。
>(2)低賃金の労働者を入れた。
>(3)生活レベルがかなり違う移民を入れた。
>(4)入れるにしても、多量過ぎた。

欧州で外国人労働者の導入に成功しているのはスイスくらいなものでしょう。同じ宗教・言語圏からの受け入れに限定しています。しかも、スイスのような小国だと国連にも加盟していないため、あらゆる条約には縛られませんし、国際的責務も大きくはありません。ここが日本をはじめ先進国が真似し得ない点でしょう。スイスの場合、外国人労働者の住居や結婚を厳しく限定することが出来る上に、不況になれば締め出すことも可能でした。また、国民の防衛意識においては日本などはるかに及ばないでしょう。
Posted by 極右評論管理者 at 2005年11月13日 11:47
石原都知事は"救国の獅子”です。この方を失ったら日本は終わりです。何としても石原先生を支持する運動を起こしてください。今、中国が一番恐れているのは石原先生でしょう。中国としては、何にかと目障りな石原先生を攻撃するために、卑劣な陰謀を張り巡らして、今回のような国連を巻き込んだ動きで出ているのではないでしょうか。極右政治家・石原慎太郎先生を断固支持する!
Posted by 風来坊 at 2005年11月12日 08:43
先生、国連の人権馬鹿がいろいろ日本に対し差別呼ばわりし始めました。そのために石原都知事が標的に。本来ならば我が国のマスコミや政治家がすぐに反論せねばならぬはずがこの体たらく!日本政府は我々日本国民の『生命や財産』を守る義務があるのでは?NHKがキムチ宣伝をきちがいのようにしまくり今回の騒動で反省するどころかあくまで「主婦の紹介」とまだ納豆キムチを放送しています。TBSも早朝から靖国に中継車を出し、いかに『大問題で悪い事』かを放送で煽動。中国人記者を呼んで小泉を問い詰めさせろ、と。もはや、ニュースすら裁判官の法的拘束のない判断を『判決』と呼び「上告しない事を決め既に判決は確定しています。」とあたかも国が負け違憲が確定したかの報道。これこそ正にTBSの憲法違反。馬鹿な半島系にTVが買収されかけている。日本人は早急に手を打つべきではないでしょうか。TV局員は独占をやめ、電波を国民に引き渡せ。
Posted by 声優 at 2005年11月11日 21:35
なお、今回のフランスの暴動を弁護している訳ではありませんので、念のため。
間違いは、
(1)キリスト教と異なる移民を入れた。
(2)低賃金の労働者を入れた。
(3)生活レベルがかなり違う移民を入れた。
(4)入れるにしても、多量過ぎた。
と思います。
Posted by とおる at 2005年11月11日 20:46
「イスラム教は強い非妥協性と政治性を持つ」というのは、事実だと思いますが、イスラム社会が必ず非妥協性かというとそうではありません。
イスラムの統治下であったエルサレムには、キリスト教徒、ユダヤ教徒も共存していたと聞きますし、エジプトではコプト教も共存しています。(国連の前の事務総長は、エジプト出身ですが、イスラム教ではありません。)
アラブ首長国連邦は、イスラム教国で女性は黒い衣服を着て顔を隠していますが、西欧とはうまくやっていると思います。(インド、フィリピン等からの労働者が町の中に沢山います。)
非妥協性は、イスラム原理主義に限らず、キリスト原理主義者、ユダヤ原理主義者にも見られる現象です。
Posted by とおる at 2005年11月11日 20:34
西欧において、「非西欧」を掲げる「イスラム勢力」は脅威であることは同意します。
西欧はキリスト教を基盤とした社会ですので、他宗教であり、かつ、キリスト教とは異なる行動を規定する宗教であるイスラム教は、違和感があり、同化しないので脅威となります。
キリスト教は、信じるだけで行動を規制しない宗教ですので、キリスト教の社会は宗教と政治を切り離すことが出来ましたが、イスラム教の場合は、信じるだけではダメで、行動を規定し政治的なことまで包含する宗教ですので、宗教と政治を切り離すことは難しいと聞いています。(ユダヤ教も行動を規定する宗教ですので、イスラム教にある面似ています)
その上、植民地を持った歴史、低賃金の労働環境も影響していると思います。
Posted by とおる at 2005年11月11日 20:26