「日本国と天皇 」 その��
>三郎さんへ
21世紀になっても国民が尊敬できる天皇制を維持していくためには、何といっても若い世代の理解を得ることが必要です。
それには行き過ぎた皇国史観や歴史の歪曲はやはり改めなければなりません。
まず、天皇ありきの話は考え直さねばなりません。
かって天皇がいて日本人はすべて天皇家から分かれて出来たなどと言う方もおります。
遠い太古に皇室の祖先がおられ、そこから全てが始まったという議論は乱暴そのものです。
日本には実に様々な人々が生活しており、それらをまとめたリーダーが天皇家であったと思います。
天皇家とは全く別個な権威を持った共同体や集落があった事実から眼をそらす事は出来ません。
しかし、永い年月の中で天皇を政治の最高の権威とする体制が作られてきた事実を認めるべきです。
この私が認めるべきと言っているのは、天皇家によって征服されたとか、滅ぼされたというだけの意味ではありません。
あくまでも永い年月の中でそのように落ち着いて行ったという事実を認めるべきと言っています。
つまり、何を言いたいかといえば、アイヌ民族や琉球王国にしても、その存在を否定することは出来ません。しかし、彼らも日本という国家に永い年月をかけて同化して行った事実がある以上、それを率直に受け入れ認めるべきとの主張です。
>イワンさんへ
>象徴天皇についてどう思われますか?
なぜ、天皇を象徴的な存在としたのか?これは日本の敗戦と関係することですが、象徴的存在としたことが権威の喪失に繋がっていると思います。
>はやり天皇を中心とする国家の建設を目指すということですか?
天皇の権威を保ちながら、新国家創造運動の先頭に立ちたいということです。しかし、これは天皇を錦の御旗にするようなものとは違います。そのようなことは時代錯誤も甚だしいものです。
しからば、なぜ天皇にこだわるのか?と訊かれれば。それはやはり日本の変革運動にとって天皇不在のナショナリズムは考えられないからです。
ナショナリズムの高揚がなければ失敗します、その時に天皇の権威は不可欠となります。
>しかし、瀬戸さん、政治的な存在としての「天皇」はやっかいではありませんか。少なくても民主主義国家を自認する現代の日本において、やっぱりおかしいと思うのですが。
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