TPP徹底批判 その2
食の安全性が危険に晒される。
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今回のTPP問題で一番腹が立つのはやはりマスコミの論調であり、マスメディアに登場ししゃべりまくっている評論家の勝手な言い草です。大手メディアは農業と工業の対立とか、農業保護政策をどこまで続けるのか?といった日本農業悪玉論に議論を集約しようとしています。農業と他産業の対立であるかのような単純な利害構図で推し量れるものではない。
今回、日本がTPPに参加すれば懸念されることの一つに日本人が食べる食の安全性が崩壊してしまう危険性が挙げられています。『日本農業協同組合新聞社』がそのことを挙げているので紹介しておきます。
【TPP―食の安全】 「食の安全」に米国基準を押しつけ・日本の安全基準は「貿易の障壁」だ
・農薬の残留基準の緩和を
・全ての月齢の牛肉輸入再開を
・コーデックスなど国際基準に則って
・科学的根拠に基づいて独自基準の設定も
・ポストハーベスト農薬をもっと濃い目に
・輸入食品違反が多いのは中国、そして米国
・さらに食の安全を高める作業が
・「もっとも緩い国の基準を採用すべき」と米国
米国は日本が安心して食べることが出来るように決めている様々な規制や基準を、外国から農産物を輸入させない為に儲けている「貿易の障壁」だという立場です。よってTPPに参加することになれば、貿易の障壁としてこれらは撤廃させられてしまうでしょう。
この事に関して賛成派は意図的にこれに触れようとはしません。本来ならば一番問題である点なのに、食の安全性が論議もされないままに置き去りにされるとは恐ろしいことです。
TPPに参加すると現在の自給率40%が13%にまで下落します。もう我々が食する殆どが外国からの輸入品となります。かつてシナ・中国産の毒餃子事件を思い出すまでもなく、外国においては日本では使用が禁止されているような劇毒の農薬が今でも使用されています。
◆農薬の残留基準の緩和を
東日本大震災が発生する1週間前の2月28日から3月4日まで東京で開催された「日米経済調和対話」事務レベル会合で、米国が日本に示した規制緩和などの要望事項には、通信や情報技術、知的財産権などともに「農業関連課題」として、食品の残留農薬基準の緩和を以下のように要求している(1)。
▽残留農薬および農薬の使用:日本の最大残留基準値設定に関わる農薬の審査、農薬の収穫後利用に関わる枠組み、基準違反に対する執行政策など、未解決な農薬関連の問題に対処することにより、新規に開発されたより安全な農薬のさらなる利用を促進し、日米両国の政府関係者の協力を促す。議論では、国際的な基準と慣行が考慮されるべきである。
日本農業協同組合新聞社からの引用
日本は他のどの国よりも農薬の使用に厳しく、そして農薬の残留基準も定めています。例えば私が栽培しているリンゴに関して言うならば、どのような農薬を使ったかを常に記帳しておかねばなりませんし、農協に出す場合などは農協が決めた農薬以外は使えません。
私は農協には出荷していませんが、この点だけは農協の指導に従ってやっております。何故ならばリンゴのジュース・ジャムの加工場は農協が経営しているので、それを守らなければ加工してもらえないからです。
収穫の2ヵ月ほど前には消毒は終了します。なるべく果実に農薬が残らないようにしているからです。しかし、外国ではそんなことはお構いなしで収穫直前まで消毒をしているそうです。外国の基準に合わせてもらったほうが農民は楽かも知れませんが、それは消費者のことを考えた場合は非常に危険だと言えます。
食品添加物についても日本は世界でも厳しい基準を定めています。米国やEUでは認めらていても、日本ではまだ認められていないものもあります。米国はこれを撤廃しろと言っていますが、加工品にこれらの添加物が入れられることは、やはり安全性の面から見てまだ時期尚早だと思います。
更にポストハーベストの問題があります。日本ではこの収穫後の農薬使用は全面的に禁止されていますが、米国などではあたり前に行なわれています。虫が涌かないカビが生えないということで重宝されていますが、もう消費者の口に入る直前の農薬使用は特に注意が必要です。
◆輸入食品違反が多いのは中国、そして米国
厚生労働省の「輸入食品監視統計」(4)をみると平成21年度の輸入食品の「食品衛生法違反事例」件数は1559件(延べ違反1641件)にものぼる。もっとも多いのは、残留農薬基準違反など「食品又は添加物の基準及び規格」違反(食衛法11条)で848件(51.7%)、次いでカビ毒アフラトキシンの付着や腐敗・変敗・カビの発生など「販売を禁止される食品及び添加物」(同6条)で507件(30.9%)。また、酸化防止剤であるTBHQやメラミンなど「指定外添加物を使用した」(同10条)ものが74件(4.5%)もある。
また違反の多い国は中国387件(全体の24.8%)、次いで米国187件(12.0%)となっている。TPP参加予定国のベトナムに83件、オーストラリアに13件の違反がある。
日本農業協同組合新聞社からの引用
このような現実があります。現在は厳しい規制で危険な食品の輸入を何とか阻止していますが、これが緩やかになってしまったり、もし撤廃されてしまったらどうなるか? もう考えただけでも恐ろしくなります。賛成派は国民の安全性を全く考えていないのです。
日本側の基準が採用されることは先ずありません。米国などの基準が押し付けられてしまえば、米国からだけの輸入作物だけではなく、それはシナ・中国からの輸入作物にも当然適用されてしまいます。
日本人は米国と中国からの危険な食品を大量に輸入されて、それを食べることになってしまいます。危険なものは誰も食べないだろうなどというのは、希望的観測に過ぎません。現在、健康志向社会で青汁がたくさん出回っていますが、国産品などほんの僅かです。
殆どがシナ・中国産であっても、そんなことにお構いなく皆さん毎朝飲んでいます。まさか、テレビで宣伝しているから国産品だろうなどと信じている消費者は騙されていることになります。賢い消費者ばかりではありません。よってこれは法律で規制しておく以外には駄目なのです。
☆農産物販売の御知らせ


里芋 3キロ 1500円
完全無農薬・有機栽培の商品です。料理方法とだしの袋つきです。
送料は別途かかります。郵パックでの発送となります。
愛知県内500円 関東・信越・北陸・東海・近畿600円
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