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「反在特会」運動の誤りと対話の可能性(D)
多様性を否定して「差別」にだけこだわる理由は?
取り敢えず米国で今話題となっているこの問題から入ることにしましょう。
ハンクス氏の『日米戦争人種原因論』が物議
米俳優トム・ハンクス氏の日米戦争の原因についての歴史認識が物議を呼んでいる。
「第二次大戦ではわれわれは日本人を異端の神を信じる黄色の、目のつりあがったイヌたちだとみなした。彼らはわれわれを生活方式が異なるという理由で殺そうとした。われわれもまた彼らが自分たちと異なるという理由で殲滅しようとした。こんな実態は現在、進行中の(戦争の)状況にもあてはまるのではないか」
同氏が制作した映画「ザ・パシフィック(太平洋)」を取材したタイム誌とのインタビューでの発言だ。
米国でも自国の非をことさら拡大するのがリベラル派の特徴とされるが、ハンクス発言に対しては、保守派や中道派とされる側からの反発は敏速で激しく、著名な軍事史研究家は「太平洋戦争の原因はあまりに多様なのに、人種的敵対が最大要因だと主張するのは幼稚にすぎる」と述べ、第一次大戦や日露戦争では日米両国の仲が緊密だった歴史を強調した。
http://sankei.jp.msn.com/world/america/100402/
amr1004020339000-n1.htm
確かにドイツに原爆が落とされずに日本にだけ落とされたことで、米国の人種差別問題を論じる向きもありますが、ドレスデンへの無差別爆撃や東京大空襲を見るとドイツも日本も非人道的な殺戮を受けました。
人種的な偏見がなかったとは言いませんが、ただそれだけではなかったと思います。よって私はこの問題では下記の軍事評論家の意見に同意するものです。
>著名な軍事史研究家は「太平洋戦争の原因はあまりに多様なのに、
>人種的敵対が最大要因だと主張するのは幼稚にすぎる」と述べ、
>第一次大戦や日露戦争では日米両国の仲が緊密だった歴史を強調した
なぜ、これを冒頭に持って来たかと言えば、不法滞在のフィリピン人一家の問題にしても、京都の朝鮮学校が公園を長年に渡って不法に占有していた問題でも、「反在特会」の主張はこの米国人俳優ハンクス氏と同じであるからです。
何故ならば、彼ら「反在特会」の主張とは前提条件を全く無視して、ただ一つの事だけに集約して、まるでそのことだけで我々が活動しているかのような主張を展開しているからです。
4月11日に「在特会」が蕨市で<4・11 外国人犯罪撲滅デモ in 蕨市>を開催するということで、また「在特会」と「反在特会」で衝突する危険性が懸念されています。
※私はこのデモには農作業(リンゴ園の農薬散布)があるので参加出来ません。申し訳ありません、皆さん頑張って下さい。
今回は京都の朝鮮総連の小学校による公園不法占有は置いておき、このフィリピン人一家の問題に絞って話を進めます。今回も「反在特会」側はカルデロン一家の中でフィリピンに帰らないで日本に留まった女子学生ノリコ・カルデロンのことだけを主張しています。
前からそうですが、他人のパスポートで日本に不法入国したその犯罪については、何ら言及しないでノリコさんが可哀相だという論法を繰り返しています。
そして「在特会」などが民族差別と排斥を行なっているから許せないと主張する。この問題で「在特会」が主張していたことは、法治主義であり、法律を守りなさいという事でしかありません。
蕨市の議会において不法滞在で最高裁でも国外退去処分を受けたにもかかわらず、それを無視して不法滞在者の在留特別を求める決議をしたからこそ、蕨市において訴えたのです。
[カルデロン一家]メディアの愚劣さと保守会派の頽廃! : 新・極右評論
... 地方政治への参加だから外国人にも参政権を−という向きもあるが、トンでもない話であり、それをこのほどの蕨市議会での不法滞在外国人問題に対する見解が示していよう。 ... 市議会にはそんな不法滞在者を匿う権限がどこにあるのだろう? ...
それを反対派は「わざわざノリコさんが住んでいる蕨市に来てまでやったのは、彼らの差別感情だ」などと決めつける。そこには我々が人種差別主義者という断定がある。
そろそろまとめに入ります。我々を批判するのは一向に構わない。しかし、そこにはそのような誤った断定を考え直すべきです。
多用な意見があることを認め、そこから何が間違っていて、何が正しいかの議論を行なうべきです。このカルデロン問題は日本の法を犯していることが一番の問題なのです。
我々はだからこそ、この問題を訴えて来たわけです。民族差別や排斥運動ではありません。ノリコ・カルデロンは日本で生まれたかも知れないが、フィリピン人です。
祖国フィリピンで学び両親と共に暮らし、祖国の発展に尽くすことこそが一番最適な人生ではないでしょうか? 反対派はフィリピン政府の次の言葉にどのように応えるのでしょう。
フィリピン外務省は、「不法移民の娘であるフィリピン人のカルデロンのり子さんは、東京のフィリピン大使館が全面支援する」と発表した。
また、「両親がつらい思いをしながらも日本に娘を残して帰国する選択をしたことを尊重する」と述べた。(抜粋意訳)
http://globalnation.inquirer.net/news/breakingnews/
view/20090316-194483/RP-embassy-in-Tokyo-to-help-Filipino-teen
「不法滞在のカルデロン夫妻と娘は帰国すべきだ。帰国を決断すれば、我々は全面的に人道支援する」とフィリピン外務省当局は述べた。
当局関係者は「カルデロン夫妻の日本滞在要求に、フィリピン政府は屈することはできない。国際社会に誤った印象を与えるだけだ」「我々に何をしろと? 彼らが日本にいたい? じゃあ、フィリピンなんかにはいたくないということなのか?」と述べた。(抜粋意訳)
http://www.mb.com.ph/node/198570
何故、このような動きがまったくテレビなどでは無視されてきたかという疑問です。意図的に無視してきたことは明らかです。この事件を見ると似非人権派団体とマスコミが結託して、日本が法治国家であるという現実を蔑ろにして捻じ曲げてしまったとしか見えません。
フィリピン政府、在日本フィリピン大使館の声をまったく取り上げないという理由は何であったのか?
そこでフィリピン政府がこの不法滞在者に関して、日本社会に迷惑をかけたと謝罪し、祖国に引き渡して欲しい旨の話が出たら、自分たちの思い描いてきた計画はたちどころにオジャンとなってしまう。
おそらくは、そのことを一番恐れてフィリピン関係者の声をまったく無視したのだと思います。本当に許せないことです。これはフィリピン国家に対する侮辱でもあるわけです。
ノリコカルデロンさんはフィリピン人です。フィリピン政府は当時彼女の帰国を望んでいたのです。何故そのことに反対したのか?
フィリピンは貧しい国で日本より劣っているから、日本に居たほうが彼女にとって幸せだなどと考えているのなら、それこそ我々はあなた達を軽蔑します。
あなた達こそ、フィリピン国家に対する差別主義者なのですから。
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