鳩山民主党は小沢ゼネコン汚職事件を語れ
「天の声」を聞いたことがないなどとは白々しい。
検察庁が民主党前代表であった小沢一郎の秘書を逮捕した。
その西松建設からの違法献金の実態を公判の中で明らかにしました。それを受けて産経新聞社は一面を大きく使って「次は民主党が答える番」と報道しています。
他の大手新聞社も同様の姿勢ですが、テレビに出演している一部のコメンテーターやブロガーの中には今度は「検察の暴走」などと頓珍漢なことを言っている人がいます。
彼らは検察庁に対して散々説明責任を求めて来ました。
検察が事件の構図について、公共工事を裏で談合屋と仕切って多額の見返りを献金名目で得ていた事実を公表すると今度は「検察の暴走」とは呆れ果ててしまいます。
更に民主党の謀略ブログの「きっこのブログ」はこのような記事を掲載していました。
東京地検に司法取引の疑惑」(世田谷通信)
19日、西松建設前社長、国沢幹雄被告(70)の初公判で、検察側は小沢一郎氏の公設第1秘書、大久保隆規被告(48)の供述調書だとするものを朗読し、その中で大久保被告が「新政治問題研究会、未来産業研究会からの献金が実質的に西松建設側からの献金だと知っていた」と陳述した。
また支店幹部の供述調書だとするものを朗読し、その中で西松建設側からの献金を受けた大久保被告が「よし分かった。西松にしてやろう」と答えたと指摘した。検察側はこれらの供述をもとに、小沢氏の事務所から談合組織に「天の声」があったと陳述し、国沢被告も大筋でこれを認めた。
しかし大久保被告の弁護士団は「大久保氏が公共工事の受注者を決めたという事実は一切なく、この点に関しては検事から取り調べを受けたこともない」と反論した。
献金を受けた側が「取り調べを受けたこともない」と言っている内容が、献金した側の公判で重要な供述として取り上げられ、被告側もそれを認めたということは、検察側が国沢被告に対して「この内容を認めなければ実刑になるが、認めれば執行猶予がつく」と事前に減刑をちらつかせて圧力をかけたのではないかとの疑惑を持たれても仕方ないだろう。
また大久保被告の弁護士団は「検察官の主張はゼネコン関係者の一方的な供述に基づくものに過ぎない」とした上で「大久保氏のみを狙い撃ちしたことは明らか。欠席裁判に等しいだけでなく著しくバランスを欠いている」と批判した。(2009年6月19日)
(ここまでが引用)
真っ向から、検察の発言を否定するものです。
ここで不思議なのは、では何故小沢一郎は沈黙しているかです。同じように民主党の幹部は何故検察を批判しないのですか? 小沢一郎が清廉潔白であると信じるならば、今この時こそ徹底した検察批判を展開するべきではないのですか?
西松建設国沢被告
「小沢先生の歓心を買い、工事を受注するための違法な献金だった」
小沢一郎秘書・大久保被告
「政治団体への献金が西松建設側からの献金と知っていた」
平成9年から同年17年までの間に、西松建設は小沢一郎に対して年間1500万円の献金を続け、それは大久保被告が割り振りを行なっていた。
それに対する小沢一郎という男の弁解
「私の全くあずかり知らぬこと、適切に処理されています」
平成8年から15年までの間にゼネコンの談合組織である『東建協』に小沢事務所より「天の声」が発せられ、西松建設が受注するように工作したと鹿島建設の談合責任者が検察庁に証言した物件の一覧。
平成8年 秋丸トンネル(国道283号) 25億3000万円
平成10年 北陽病院新築工事 37億7000万円
平成14年 秋田総合武道館建築工事 34億8000万円
平成15年 盛岡大迫東和線トンネル 24億9000万円
これは西松建設関係だけであり、小沢は東北の全ての大型公共工事に関与して、「天の声」を出しては巨額な資金を集めていた。献金というよりはこれは「賄賂」と呼ぶべきものである。
小沢一郎という政治家の下に集う政治家は、このことについて何を今、感じているのでしょう。小沢からもらってきた政治資金がこのような汚い不浄のカネであったことが暴露され、自らの政治への熱情がこのような汚れたカネで培われてきたことに、深い自責の念にとらわれているのではないか。
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