日本航空・ロス空港事故の意外な真実
ほとんどデタラメだった日本航空側の発表
毎日新聞社
日本航空:米ロス空港で離陸中止 コンテナを吸引
2009年5月12日 13時6分 更新:5月12日 13時9分
米ロサンゼルス国際空港で11日午後1時35分(日本時間12日午前5時35分)ごろ、成田行き日本航空(JAL)061便(ボーイング747−400型、乗員乗客267人)が離陸のため滑走路に向け誘導路を移動中、左主翼外側の第1エンジンに貨物用コンテナが挟まっているのを機長が気付いた。同機は誘導路で四つのエンジンすべてを停止、乗客はバスでターミナルに移動した。けが人などはなかった。
JALによると、コンテナは他社のもので、縦1.5メートル、横1.5〜2メートル、高さ1.6メートル、重さは約100キロ。現地の貨物取扱会社が運転する運搬車から、4台目のコンテナがエンジンに吸い込まれたらしい。JALは同便の欠航と、他社便への振り替え輸送を決めた。【平井桂月】
http://mainichi.jp/select/today/news/20090512k0000e040071000c.html?link_id=RTH05
前回のブログのエントリーは各新聞社が掲載した記事が正しいという前提で書きました。この上の記事を元機長で実際にロス−成田間を飛んだこともある方に見せて話を訊いたわけです。
http://blog.livedoor.jp/the_radical_right/archives/52238454.html
ところが、その後取材を進めていると、何とこの日本航空側が発表した事故に関する内容が全く事実に反するもので、事実が隠蔽されて発表されていることが明らかとなりました。
このような事故を報道する場合、新聞社は日本航空側の発表を正しいものと信じて、そのまま鵜呑みにして記事にしてしまいます。暫くしてほとぼりが冷めてから事実が公表される頃には、国民の多くはそんな事故があったのか−と言った程度に関心が薄れています。
そのことがこのようなデタラメな公表を行なう理由であり、監督官庁は早急に調査を開始、このような隠蔽体質の日本航空に対して厳しく対応しなければならないと思います。
日本航空機長の安全認識に疑問符
注意を怠らなければ防げた前代未聞の事故
前回のエントリーのこのタイトルだけは全くこの通りであったようです。ただ、中の記事の解説に大きな違いがありました。その点について詳しく述べることに致します。
>離陸のため滑走路に向け誘導路を移動中、左主翼外側の第1エンジン
>に貨物用コンテナが挟まっているのを機長が気付いた。同機は誘導路
>で四つのエンジンすべてを停止(毎日新聞)
>滑走路にむけて移動中に、近くを通った牽引(けんいん)車から落ちた
>空のコンテナを吸い込んだ模様だ。機長が誘導路上で気づいたときに
>は、コンテナはエンジン開口部にすっぽりとはまっていたという。(朝日新聞)
この二つの記事の文章から受け取れる事故の印象とは、先ず機長が誘導路でコンテナに気が付いたので停止したが、エンジンの吸引力が強かったためにコンテナが吸い込まれた…。
誰しもがこのように推測しました。これはこの報道記事を目にした人がそのように感じるように、あらかじめ練られて広報部が発表したものです。では実際はどうだったのか?
機長は誘導路を行く際に道路上にはみ出しているムカデのような貨物車に気が付かずにそのまま進行した。その結果、第一番エンジンの部分にこの貨物運搬車が接触、その勢いでコンテナが飛び出して弾んだ拍子にエンジン部分に入ってしまった。
これが真相であります。
エンジンの吸引力は確かに強いが、離れたものをそこまで吸引力でひきつけることは出来ても、エンジン部分に入り込むには無理があり、これは強くぶつかった衝撃で跳ね上がり飛び込んだという事です。

この写真の一番手前が一番エンジンです。これと貨物コンテナが接触したという驚くべき証言が今回、関係者から得られました。尚写真は下記からの引用です。
掲載ページ:http://www.hobbystock.jp/item/view/HBY-ICF-00000558考えられるこの事故の最大の理由は操縦席にいたコクピットクルーが注意を怠ったという以外には考えられません。この飛行機には機長(キャプテン)が二人とコパイと呼ばれる副操縦士の3名が乗っていました。
本来、このような機長の氏名までは重大な事故が起きない限り公表されることはありませんが、今回あえて公開させて頂くことにします。
日本航空の社内でも「トンデモナイことを仕出かしてくれた」と評判になっているそうです。
板垣ヒデオ機長
坂村シンジ機長(定年退職後契約社員)
マサ・ヒデアキ副操縦士
この3名は翌日航空業界ではデッドヘッドという専門語で呼ばれる扱いを受け日本に帰国した。これは飛行機を操縦することが禁じられて一般客扱いであります。いかに今回の事故が日本航空にとってショックであったかを伺わせるものです。
また、これは一時的に機長が重大な責任を感じて、情緒不安定になってしまうことを恐れての処置とも考えられます。普通の落ち着いた状態を保てないほどの前代未聞の事故であったということです。
何度も指摘してきたように、この日本航空という会社の「たるみ」は何なのでしょう?
安全対策に対する心構えは全く考えられないものです。安全対策本部長は岸田清副社長ですが、マスコミ各社は岸田副社長に記者会見を開いて釈明を求めるべきと思います。
これでは政策投資銀行からの2000億円緊急融資など行なっても無意味のように思います。








