<シリーズ>衆愚政治について
解散総選挙で有権者は何を選択するのか?
この衆愚という文字は余り使うまいと思ってきました。
何故ならば有権者を小馬鹿にするような言葉にも思えたからです。
民主政治の堕落を批判する言葉として有名ですが、現在のわが国の状況を見ると、この言葉を使わざるを得ない状況下にあることは誰の目にも明らかでしょう。
郵政解散総選挙では小泉・自民党を圧勝させた国民は、今度予想される選挙では小沢・民主党を圧勝させようとしています。
昨日放映された『報道2001』の世論調査でも自民党に投票すると答えた人が17.4%に対して、民主党と答えた人が26.8%にも達していました。
小選挙区の選挙制度の中では、劇的な議席の変動が見られる可能性があります。
有権者は自民党が駄目だから民主党という軽い考えで投票するかも知れません。
しかし、サドンデス・ゲームのような小選挙区とは、結果として相対的な存在を絶対的な存在へと押し上げてしまう政治力学の上にあるのです。
勝った者が絶対的な権力を握るということになります。
「一回だけ民主党にやらせてみよう」ということが、「選良」の考えとはまったくかけ離れた形で起きる可能性があるのに、そこまで考えないで安易に投票してしまうことになります。
今日の選挙戦はイメージ先行の選挙であり、莫大な広告資金によってマスコミを利用したほうが有利に展開することになります。
有権者はマスコミの取り上げ方によって大きく影響されてしまいます。
全てが印象操作と言うか、印象こそが売り物とされ、有権者はその売り物に飛びついてしまいます。
今、各政党はその売り物を並べマスコミがそこに食いつくことを待っています。
勿論、食いついたらマスコミには多額の報奨金が支払われ、それが次の選挙の流れを左右することになります。
本日、客との待ち合わせがずれ込んで本屋を覗きました。
『小沢に天下を取らせてみたい!』(東邦出版、著者・全国勝手連連合会)が山のように高く積まれていました。
また、中川秀直の『官僚国家の崩壊』(講談社、著者・中川秀直)の本も負けじと平積みされていた。
http://www.7andy.jp/books/detail?accd=32076779
このような人に騙される「ネット市民」はいない。しかし、圧倒的な日本人の多くがまだこのような人物に騙されてしまう。そうであってはならないのですが、現状では仕方がないのです。
今朝の産経新聞によれば、小沢一郎は「総選挙年内に」ということで地方行脚を始めると書いてありました。自民党は余りにもの低支持率に恐怖して、解散の先延ばししか考えていない。
しかし、小沢はそれを逆手に取って、自らが全国行脚することで解散風を煽り、自民党にプレッシャーをかけようと考えている。小沢にとって見れば、今回が最後のチャンスであり、これに勝たなければ政治生命は終わる。
では、その小沢は何を訴えているかと言えば、これは有権者に耳障りの良いお金のバラマキでしかない。参院選挙と同じように大盤振る舞いをすることによってしか、有権者の支持を得られないことを知っているからだ。
中川秀直のほうは昨日はテレビに出て、「政界再編」や「新党構想」をぶち上げていた。自民党の余りにもの不人気に、もうこのように言うしかないのでしょう。
しかし、自らが現在政権政党の大幹部の立場でありながら、政界再編の「ありや、なしや」と口にしている有り様こそ、衰退・堕落する「戦後民主主義」を象徴する一コマにしか私の目には映らなかった。
この小沢一郎と中川秀直が選挙後に手を結ぶことだって、実は大いに「有り得る」ことかも知れない。
総選挙後には何が起きても不思議ではない。むしろ、「これは絶対にない」ということを指摘するほうが難しい。
小選挙区の中で候補者を擁立しない日本共産党が、キャスティング・ボートを握るかも知れない。
それなれば、西欧の共産党が行なったように、共産党だって密かに連立を目指しているかも知れない。
この選挙の問題はこれからもシリーズで追っていくことにします。今回の結論はこれです。
何処の政党が勝っても、それは理念なき「勝ち残り連合政権」の誕生であり、日本国家の滅亡へのカウントダウンとなるのです。
お知らせ
「在日特権を許さない市民の会」が編集した映像の紹介
6・18福岡決戦!在日特権を許さない市民の会が不逞在日と直接対決!
http://www.nicovideo.jp/watch/sm3447582
瀬戸・村田・西村・桜井 憂国の志士たちが集結し合同街頭演説を挙行!
http://www.nicovideo.jp/watch/sm3526706
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