2011年05月25日

『日本農業助合機構』の設立に向けて

『日本農業助合機構』の設立に向けて

愛知県田原市でサムライと会う(1)

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 昨日、愛知県田原市を訪問しました。今回、田原市に行くにあたっては重大な決意を秘めたものです。もう皆様にお約束した通り、ネット上に『日本農業助合機構』が既に立ち上がり稼動していなければならない時期はとっくに過ぎていました。

 機能そのものはネット上には完成していましたが、実はそこにアップする中身がないという有様です。ご存知のように福島原発事故によって全てが狂いました。今頃は生しいたけ、ぜんまい、ふき、こごみ、筍(たけのこ)などの春の山菜をネットに掲載し、それを取り扱う福島県の農家の人々のメッセージをお届けしていたことでしょう。

 しかし、その殆どが出荷停止となって市場に出すことは出来ません。残念ながら春の香りを皆様にお伝え出来ないどころか、何を取り扱ったら良いのかさえも分からない状態でした。もうこの構想を諦めようと思ったのも事実です。

 しかし、その時に愛知県田原市に在住する
柘植まさじさんよりメールを頂き、是非田原市の農家と提携してみては如何でしょう−という温かい励ましの言葉を頂きました。柘植さんは二日前のブログでこのような記事を書いていました。

>私は、昨日も、書きましたが、愛知県ほど、大きな大都市で産業も日本一、工業生産高はここ何十年も、東京も、大阪も足元に及びません。そして、農業生産高も田原市は、単一農協・日本一、田原の農協が、単一農協では、日本一の農協であります。

 工業もあり、農業も盛ん、将に、日本の中で、一番環境の整っているのは、愛知県であり、平成十九年の参議院選挙においても、全国の愛国者の皆様に、愛知県の大切さ、重要性を強く訴えてきました。

以上

 日本でも有数の農業地帯である田原市を、一回自分の目で確かめようと以前から思っていたので、静岡県の佐野自然塾の佐野塾長と連絡を取り合い、急遽昨日、田原市へと向かいました。田原市の農産物の日本一の名産は
こちらでご覧下さい。

 一番最初にお伺いした農家の畑ではその日本一のキャベツが栽培されていました。
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 このキャベツ畑のご主人から紹介された人が、この田原市というか全国的に有名な方でした。

 
農業生産法人 有限会社 新鮮組の社長である岡本重明氏です。彼は非常にエネルギッシュな方でした。下記のような著書も出されており、最近はテレビなどにもよく登場しているそうです。

 9784166607372

 私が福島から来たと言うと、いきなり次のように言われてしまいました。

「福島県の農家の人はコメ作りを食用と考えないで、別なやり方を考えるべきです。放射能に汚染されたコメが出回ることになれば、国際的な評判を落とすことになりかねない」

 耳の痛い話でした。確かに政府が決めた暫定基準値以下の水田であっても、収穫されるコメにはセシウムが含まれることは避けられない。それが基準値を下回っても入ることに変わりはない。

 岡本社長はバイオ燃料用の稲作への転向を熱く語られました。確かに言っていることは理解出来ました。しかし、政府がそのように動いていかないと、これは農家だけで出来ることではありません。また、前にも書いた記憶がありますが、食べないで燃料にする稲作栽培に農民として若干の抵抗がありました。

 しかし、そんなことを言っている場合ではないことだけは確かです。日本のコメ栽培を考えるなら、政府はバイオ燃料の工場を建設し、福島県ではそのような稲作を奨励することも今後は考えていかなくてはならないと思いました。

講師 岡本重明氏

「岡本重明氏 講演CD。農協との『30年戦争』。世界的な食糧危機が言われるなか「 日本農業は輸出産業で貢献出来る」と主張する農業経営者が、農協組織のあり方を厳しく 問い、日本農政の実態を現場から報告する」

輸出産業として貢献出来る日本農業を
ダメにする農協組織

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講師 岡本重明氏
(農業生産法人 新鮮組社長)

岡本重明氏の講演の要点
岡本重明氏は野菜やコメを生産する会社を経営し、
農協を通さず直接販売しています。

近著「農協との『30年戦争』」が話題を呼び、
農協組織や農業政策を厳しく問いかけています。

冒頭で
「国民はイメージで日本農業は弱い
と思い込んで保護すべき産業と見ているが、
これを完全に否定したい」と切り出す。

さらに民主党政権が打ち出している
農家への戸別所得補償制度についても、
これは農協を通して農産物を販売している農家が対象で
「農協の不良債権の回収策に過ぎない」と厳しく批判。

農協は1兆9千億円ものロスが出ていてもビクともしない組織であり
「農協組織は天下り役人のお手盛りだ」と断じた。

さらに日本農業と中国や欧米の農業を比較して
日本農業の強さを具体例を挙げて明らかにした。

中国では、地下水に高濃度の肥料分が入っており土壌が悪く、
生姜は筋っぽく、ねぎは辛い。

これでは「日本人が求めるような味の野菜は中国では作れない」
と言い切る。

またアメリカでは除草剤を撒き過ぎて農地が荒れる一方で、
除草剤に強い大豆やとうもろこし、腐らないトマトなどを
遺伝子組み換えで作っていると問題視する。

この結果、日本農業が弱いというのは農耕用の土地が狭いだけで
「農産物の安全性を考えると日本の農業は強い」と強調。

特に日本のコメはアジアのコメに比べて旨く
「自由化しても勝てる」と断言する。

また安全性の強みを生かして
「日本はコメの減反政策ではなくコメを輸出出来るような政策を進めるべき」
と訴えた。


以上

 この岡本氏とは何か意気投合する部分がお互いにありました。彼の知り合いの地元の店で共に地元の農民の方々を含め8人で食事をさせて頂きました。田原市は海にも面しているので魚も豊富です。特に岡本氏がご馳走してくれた魚の刺身は歯ごたえがあってとても美味かった。

 このような地元の農家のリーダーと一緒に食事をしながら、日本の農業の未来を語ることが出来てとても有意義な一日だった。この出会いを大切にしたいと思います。また明日、続きを書きます。


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せと 弘幸
TEL03−5830−7473/090−3347−5720


Posted by the_radical_right at 16:59│ mixiチェック
この記事へのコメント
5
膿狂ですかー、あんなもの要りません! 尤も今年の夏、西瓜の選別のバイトをしようと思いましたが、如何せんJAからお断りされました。(作業に際して手袋が厳禁だそうです。其れと我々一般ピープルにはオアシを回してもくれません。大笑)
Posted by 幽谷の名無し at 2011年06月29日 12:25
燃料棒の取り出しは不可能

桝井修一氏・理学博士によると、溶融した核燃料の表面は冷やされて”殻”の状態だが、殻をめくれば「2000度の高温」という。桝井氏は、核燃料が格納容器底部から原子炉建屋の基礎部分のコンクリートに落下、これを突き破って地中に沈んだのではないかと見ている。「セメントと骨材からなる基礎部分のコンクリートの融点は800度程度。溶けた核燃料は簡単に突き破ります。大量に落下していれば、富岡層や多賀層群(地下300メートル)と呼ばれる柔らかい地層に到達しているかもしれない。地下水脈を通じて超高濃度の放射性物質が拡散するリスクは極めて高い」
1〜4号機を台形型に囲い込むように長大なコンクリートの壁を地下300メートルまで埋設、さらに建屋を石棺で覆う。
敷地内をボーリングしてセメントと放射性物質を吸着するゼオドライトや炭を混ぜ込んだ「コンクリートミルク」を注入する。これで地下での放射性物質を封じ込めて拡散を防ぐ。既存の技術で対応可能であり、工期も数ヶ月程度という。(サンデー毎日)
Posted by 参考 at 2011年05月26日 13:13
5
2011.4.29 終焉に向かう原子力 小出裕章氏講演

2000人以上の人がつめかけ、1000人くらいが会場に入れなかったという4月29日の小出裕章さんの講演の動画です。「2011.4.29 終焉に向かう原子力 小出裕章氏講演」http://www.vimeo.com/23141252 こちらは当日の資料です。
福島原発事故で、福島県内や周辺の食料は汚れています。
私たちが汚染した食料を拒否すれ­ば農業と漁業が崩壊します。私たちはエネルギーを厖大に使える社会があたかも豊かであるように思い、農業と漁業を崩壊させてきましたが、その象徴が原子力だと私は思います­。

http://www.youtube.com/watch?v=ONmro1GNW7A&feature=related
Posted by 紹介 at 2011年05月26日 04:08
5
5/14東京開催につづき、6/25大阪開催決定!
緊急講演決定! 福島原発 放射能対策の実績技術に学ぶ!!

大丈夫!! 怖いのは放射能ではない!
有益無害な「水と空気と食」の探求

多くのひとに知ってほしいことがある。知らせてほしいことがある。
あなたから日本が変わる! 蔓延する不安、嘆き、恐れを払拭させよう!

子どもたちに安全と安心の場を!! それが私たちの役割です。

福島第2原発の至近地区、そこで放射能等、有害物質の除去をなさって来られた方がいます。
その方が飯島秀行先生です。正式に依頼されたからこそ、現地での実績があるのです。

こういう時期です。急遽、飯島先生にご講演を戴くこととなりましたことを皆さまにご報告いたします。

→http://gop55.com/index.php?kouen
詳細、お申し込みはこちらから
Posted by お知らせ at 2011年05月26日 03:21
4
『官愚の国 −なぜ日本では、政治家が官僚に屈するのか』

高橋 洋一著 祥伝社刊(2011年3月発行)

1章 日本の官僚は、実は“無能”だ
・「試験に通ったエリート」に弱い日本人
・官僚の採用試験の仕組みはどうなっているのか
・事前にリークされる「問題の中身」
・私が出題委員を務めたときは……
・合格のために必要な受験テクニックとは
・キャリア試験で植えつけられる官僚特有の資質
・天才は、いらない etc.

2章 「官僚神話」という幻想
・刷り込まれた「官僚信仰」
・外国にあって日本にない仕組みとは
・政治任用ポストを増やさなければ官僚が暴走する
・『男子の本懐』が広めた偽りの官僚像
・通産官僚は「全知全能」なのか
・官僚は「市場」と「民主主義」が大嫌い
・松本清張の“ミスター通産省”分析
・東大卒でなければ人にあらず
・政治家の首が飛んでも、官僚の首は飛ばない
・3回“殺されかけた”私
・110年も続く「官のかたち」 etc.


Posted by k at 2011年05月26日 02:29
岡本氏はいい人だと思いますが
輸出をすれば農業が良くなるというのは
かなり浅はかだと思われます
また農協を敵視していますが
田原の農協はそんなに悪くないですよ
むしろいいくらい
Posted by j at 2011年05月26日 01:06
全く関係ないですが、今度の震災でソニーが大きな影響を受けたという件を、中国メディアが震災直後の早い段階から盛んに報じていて、「チャンス!」みたいな事も言っていました。
2chにもスレが立っていましたが、探せば見つかるかも知れません。

アメリカも中国も、震災のドサクサに乗じてヘンな事を考えていないでしょうね?
Posted by “反米サヨク”でさえ注目していない事に不安を感じます。 at 2011年05月25日 22:33
農協についてはよく解りませんが、日本の子供達の「命」や「健康」を人質に取って、陰謀をめぐらしている悪党がいる可能性があります。

[TPP反対 ふるさと危機キャンペーン TPP“主導国”] 米国外交公文から読む 本音と現実 上 (05月19日)
http://www.agrinews.co.jp/modules/pico/index.php?content_id=6738

>ニュージーランド外交貿易省のマーク・シンクレアTPP首席交渉官は「TPPが将来のアジア太平洋の通商統合に向けた基盤である。もし、当初のTPP交渉8カ国でゴールド・スタンダード(絶対標準)に合意できれば、日本、韓国その他の国を押しつぶすことができる。それが長期的な目標だ」と語った。(米国大使館公電から)


「喜ばしくない」TPP参加延期に米が強い不快感
http://news.tv-asahi.co.jp/ann/news/web/html/210524037.html
Posted by “反米サヨク”でさえ注目していない事に不安を感じます。 at 2011年05月25日 22:11
原発事故調人事で浮上、畑村氏は首相と面識なし
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20110524-OYT1T01321.htm?from=navr

班目氏が政府発表に「名誉毀損だ」と反発 政府は「再臨界の危険」発言を訂正
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110522/plc11052220430013-n1.htm

班目氏は22日、内閣府で記者団に
「そんなことを言ったら私の原子力専門家の生命は終わりだ。
名誉毀損(きそん)で冗談ではない」と強調。
さらに「(真水を)海水に替えたら不純物が混ざるから、
むしろ臨界の可能性は下がる」と説明していた。

自分のことしか考えていない班目春樹。
Posted by 俺が紹介した記事だ at 2011年05月25日 20:31
言い忘れたがこの記事を批判した馬鹿がいたな。
1度受けた恨み一生忘れないから覚えておけ!

格納容器本体も損傷か…地震後24時間内で
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20110524-OYT1T01106.htm

東京電力は、福島第一原子力発電所の炉心溶融(メルトダウン)に
ついて詳しいデータ解析を行い、1〜3号機では、
圧力容器だけではなく、その外側を覆う鋼鉄製の格納容器も、
地震後24時間以内に損傷していた可能性があることが分かった。

解析結果の報告書は23日に経済産業省原子力安全・保安院に提出された。

報告書によると、
東電が原子炉の運転データに基づいて地震後の
圧力などの状況を詳しく計算したところ、
1号機では、緊急冷却用の「非常用復水器」が十分に働かず、
炉心溶融の進行によって、
地震後15時間で圧力容器の底部が破損。
炉心溶融に伴って格納容器の温度も上がり、
同18時間で設計温度の138度を大幅に上回る約300度に達した。
温度はその後も上がり続けたと推定される。

格納容器は、運転時に300度近い高温と70気圧もの
高圧にさらされる圧力容器と異なり、
設計上の温度・圧力条件が低く設定されている。
300度を超す高温では、
格納容器で配管や機器の貫通部を密閉している
ゴムや金属が耐えられずに劣化してしまい、
放射性物質を含んだ蒸気が漏れ出したとみられる。
Posted by 俺が紹介した記事だ at 2011年05月25日 20:31
岡本重明氏は立派な人、国も腐りきったJA「全国農業協同組合連合会」も頼らず農業をやっている素晴らしい人。

岡本重明氏
「愛知県で農業生産法人を設立し企業として農業を経営している著者は、
現在の農協は組織の温存ばかりを優先させて
農業の発展を阻害する「抵抗勢力」だという。
農業の惨状を招いた原因は目先の補助金頼みの農家はもちろん、
票目当てのバラまき政策を講じてきた政治家に責任がある。
が、何よりも不勉強、無策、
新しい試みにはことごとく背を向けてきた農協こそ最大の元凶であると手厳しい。」

国に頼るから弱くなる農業、国に頼らなければ強くなる。

>日本のコメ栽培を考えるなら、政府はバイオ燃料の工場を建設し、福島県ではそのような稲作を奨励することも今後は考えて行かなくてはならないと思いました。

もう国に頼る農業はやめませんか。
せめて県とJAにしてください。
国よりお金持ちですよねJAは。
Posted by 俺が紹介した記事だ at 2011年05月25日 20:28
放射性物質も元素なんだから中和出来ないもんかな?
錬金術みたいな技術とは言わないまでも。
Posted by 化学が進歩すべき at 2011年05月25日 20:20
「バイオ燃料用の稲作」
すばらしい案ですね

「福島および近県のものは食えない。農業漁業の方には東電が保証。足りない分は税金?」と考えていましたが、こういう案が出ると少なからず未来が明るくなりますね。
Posted by 日本人A at 2011年05月25日 20:02
お酒を作る要領で、

発酵 → 蒸留 → 精製(但し、高圧水蒸気蒸留法なら不要)の手順で、燃料用アルコールは作れますが、
精製の段階で特殊フィルターによる放射性物質の除染は必要だと思います。

●農林水産省は、福島県と合同で土壌の除染実験を28日から飯舘村で実施することを発表しました。
http://www.47news.jp/CN/201105/CN2011052401000927.html

ただし、実験の内容は、水田と畑を対象にしたモノとなっています。

Posted by 一見 at 2011年05月25日 19:52
農政局の連中を見ても農業を知らない連中が多いよな。本や御用農学者の受け売りを言うだけで、独自の見解を持たないし地域の事も上っ面しか見て無いだろうね。
Posted by 感想 at 2011年05月25日 17:35