2008年01月02日

幕末が甦る現代の日本

現代維新講座(2)

幕末が甦る現代の日本


 昨日に続き産経新聞の「“危機の20年”へ備えと覚悟」(千野境子論説委員長)の記事から今日も紹介していきたいと思います。

 「幕末とくれば当然、明治維新である。宗教学者の山折哲雄氏は、ずばり『明治無血革命に学べ』と提唱している。(昨年12月20日の本紙朝刊座談会)」

 「日本の改革革命で最も見事な成功例が明治維新であり、半世紀前に来日した歴史家トインビーも『文明の衝突』の著者のハンティントンもそのことに言及し問いかけた」

 「血に塗られたフランス革命やロシア革命の轍を踏まず、何故日本は事実上の無血革命を成し得たのかと。山折氏は座談会で、明治維新のリーダーたる政治家たちには退路を断つ『覚悟の国家戦略』があったと、これに一つの答えを出している」

 この産経新聞の記事に異を唱えるならば、明治維新が無血革命であったと紹介していることだ。この認識には間違いがある。確かにフランス革命やロシア革命に比較するなら、そのような言い方も出来るかも知れない。

 しかし、明治維新は多くの無名の志士たちの流した血よって成就されたものであり、その若き命を捧げた戦いがなければ成功することはあり得なかった。

 今の時代には、余りその点を強調したくないので、無血革命などという言葉を使っているが、先ずそのような甘い認識を捨てねばなりません。維新というからには、そこには大きな犠牲を伴うことを恐れてはならないのです。

 幕末維新とは動乱の時代でした。今のような平和な時代だったのではありません。そして、祖国はまたこれから動乱の時代を迎えようとしています。

 幕末の時代には大きな二つの流れがありました。尊王攘夷と佐幕開国という潮流でした。尊王攘夷思想とは、徳川御三家の水戸藩において唱えられ始めました。

 「日本のアイデンティティーを守るためには、天皇を尊び、異人を排除しなければならない」という思想で、19世紀に入って日本に内憂と外患が高まると、尊王攘夷思想は国難から日本を救う思想となりました。

 これを現代に置き換えることも可能です。

 国際化や異民族の流入で日本のアイデンティティーが今危機に瀕しています。このような時だからこそ、再び祖国日本を守る救国の思想として甦ってくるのです。

【アイデンティティー・・・民族としての連続性の中にある同質性】

 国際化、グローバリゼーション、多文化多民族多国籍共生社会などによって、日本社会の同一性が急速に失われています。そのことに対して政治は余りにも無頓着であり、異民族の文化の侵略を容易に受け入れてしまっています。

 かつて幕府は西欧列強の砲艦外交に屈して開国の方針を決定しました。西欧の技術の高さは認めなければなりませんでしたが、屈辱的な開国論は尊王攘夷派の批判に晒されたのです。

 今日においても、既成政党が唱える「共生社会」などは、シナ・朝鮮(中国・韓国)に屈する道であり、これは日本の文明を侵食し、やがては喪失してしまう危険な選択肢なのです。

 しかし、そのことに政治家の多くは気がつかずに、祖国日本はやがてやってくる、シナ・朝鮮からの人口侵略という脅威の前に立ちすくんでしまっているのです。

 現在の日本の周辺を取り巻く状況は、歴史認識や政策の対立などではなく、それは各民族間の生存圏の争奪によって推移しています。なぜならば、それは竹島・尖閣列島を見るまでもなく、領土問題が背景にあるからです。

 日本固有の領土に対する野心を抱き、それを露骨なまでに主張するシナ・朝鮮を見れば、今後の東アジアの国家間の争奪が何を軸に展開するかは明らかでしょう。

 幕末維新の動乱期において、若き志士は権力を取るために戦ったのではなく、西欧列強からの侵略に対して戦ったのです。その国難から守るために国家体制の大変革=維新を実現させねばなりませんでした。

 私利私欲に走る現代の議会制度の中の政治家などとは違うのです。我々が目指すのは、幕末の時代に駆け抜けた祖国愛に燃えた若き志士を見習い、死力を尽くして周辺諸国からの侵略に立ち向かうことの出来る国家の創出なのです。

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 私がNHKで唯一見る番組は大河ドラマですが、今年の物語の舞台は幕末です。徳川幕府に綻(ほころ)びが生じ、社会が矛盾と混乱の中にあった時に、薩摩藩に生まれた篤姫が将軍家に嫁いだ。その波乱の人生を描いた物語です。

 今日の日本は様々な分野で女性の活躍が目立っています。今回は女性が主役の幕末時代劇ですが、これまでとは違った視線で楽しめるかも知れません。

 今年は間違いなく幕末、維新が注目される年となりました。この現代維新講座もこの番組なども取り上げながら、皆様と共に勉強をしていきたいと思います。


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Posted by the_radical_right at 16:09│ mixiチェック │現代維新講座 
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この記事へのコメント
島津藩は外国との貿易を通じてペリ‐来航を事前に知っていたそうですし、長州ファイブと英国から称えられた若者達や、三菱財閥や坂本龍馬を育て倒幕派に武器を売ったグラバ‐、同じく幕府側にも武器を売った外国の武器商人達は今も昔も同じ手法です。孝明天皇暗殺説等、様々な角度で明治維新をみたら面白いと思います。土佐のジョン万次郎の記念式に、なぜ売国奴の小沢一郎氏が音頭をとるのか?もっと廻ればキリシタン大名達の歴史に隠れた動きは?昔からグロ‐バルな世界だったと知って感心しました。
Posted by グロ‐バル at 2008年01月05日 12:35
現代のアカデミズムでは日本は支那の文物を受け入れることで始めて文明を知ったと考えられていますが、私は日本は本来、中華文明とは別系統の文明だったのが大陸文明を受け入れたことで日本文明の固有の文化が失われていったと考えています。
聖徳太子が封印した日本の優れた古代文化
http://www5f.biglobe.ne.jp/~shishoukaku/07sk/160627fabrication/fabrication.html
続 景教碑の謎
http://www.geocities.co.jp/SilkRoad/2215/motto/keikyo/keikyou-2.htm
古代出雲-wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%A4%E4%BB%A3%E5%87%BA%E9%9B%B2
神々の降臨
http://inoues.net/mystery/gods.html
ホツマツタヱ-wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9B%E3%83%84%E3%83%9E%E3%83%84%E3%82%BF%E3%83%B1
Posted by 航海者 at 2008年01月04日 17:07
あけましておめでとうございます。
去年一年間で思い知らされたのは日本に掛けられた戦後民主主義の呪縛の強さです。
抽象的な表現ですが、現在の日本にはどんな手を使ってでも敗戦体制を維持しようとする強い力が働いているようです。
個人的には今年はより先鋭的な理論を展開した投稿活動を考えています。

あと攘夷に関連してのことですが、私は幕末の佐幕派と倒幕派(西洋派)の政治的対立と同じ構図が古代の日本にも、日本の伝統文化を保持しようとする派閥と大陸(支那)派という構図で存在したと考えています。
Posted by 航海者 at 2008年01月04日 17:07
静岡市民さんの言うように大衆を巻き込まない、という点を言っている訳であってね。。。

> ただ、血を流さないで革命という甘い考えはいけないと共感しました。
> 覚悟すらない方が…と思いますね。

坂本龍馬なんか・・・って事なのかな?
で、"維新"政党・新風の党員は、革命とその覚悟が必要って事なんでしょうか。
Posted by Ray at 2008年01月04日 11:33
5
さっそくの虚勢レス乙であります頭領w
憂国の戦場(プギャー)2chでも失望されていて悔しいのうwww
信者の前で弱音を吐けないのはリーダーの定ってところかな、泣かせるねぇ


次現れるとするなら選挙の時だ
それまでに消えないよう珍虱信者の皆様はゼリーを買ってあげてくださいね^^
あと間違っても関係者はマルチに手を染めるなよwww
Posted by ジャスティスグローリー少佐 at 2008年01月03日 20:49
4
(続き)
多磨霊園のゾルゲの墓をご覧になれば分かりますが、どこの国がスパイを終戦の為の犠牲者扱いにするのでしょうか???
結局は「正義」もただの勝った官軍が批判を恐れて使う用語なのですから、私は嫌いです。(大河ドラマから話が逸れましたが)

ただ、血を流さないで革命という甘い考えはいけないと共感しました。
覚悟すらない方が…と思いますね。
Posted by 阿波 at 2008年01月03日 18:52
4
本当、無血で革命が出来たのならば1〜2年は明治維新が早まったでしょう。
新選組による有能者暗殺やらで…。
お風呂場で大村益次郎が殺されていたらまた狂ってますよ…。
↑と言っていたらキリがない。

大河ドラマに政治思想を入れているゆえ、逆にどうかと疑問符もありますけどね。

ただ、「正義」という言葉が昨年の大河ドラマの中でよく出ましたが、結局は勝った軍が使う用語なのであまり好きではありません。
Posted by 阿波 at 2008年01月03日 18:48
初めて書き込みます。

> 明治維新は多くの無名の志士たちの流した血よって成就されたものであり、その若き命を捧げた戦いがなければ成功することはあり得なかった。
> 維新というからには、そこには大きな犠牲を伴うことを恐れてはならないのです。

流血やむを得ず、要するに新風が目指すのは無血維新では無い、と言う事でしょうか。
Posted by Ray at 2008年01月03日 18:13
今年の大河ドラマは意図的に幕末、倒幕、明治維新の中心人物を篤姫にクローズアップさせたのではないかと思います。篤姫最大のメインは江戸城無血開城の功績と言われたと思います。幕末、明治維新の功労、功績を普通考えると、西郷隆盛、大久保利通、坂本竜馬等と考えるのが普通で、現在の日本も多少似通っているところもあると思うのですが、敢えて焦点を篤姫に当てて政治、国際情勢、社会問題に背を向けさせる為ではないかと思ってしまいます。もっと妄想を広げると特定アジア諸国の恫喝、脅迫、それは将来特定の所に照準を合わせた恫喝、無血開放、侵略、になるのではと妄想してしまいます。
Posted by un at 2008年01月03日 16:04
瀬戸さんへ
たぶん釣り師なので放置が一番奴にダメージ与えます
Posted by 近藤勇 at 2008年01月03日 09:14
>ジャスティスグローリー少佐
私が選挙に出馬していた時に書き込んでいた方ですか。あのときは一切の書き込みができなくて悔しい思いをしました。
あなたの歴史観や世界観など、何の興味もないが、もう、時代の歯車は動き出しているよ。君がいくらそれを否定しようが、その流れは止まらない。
やがて、我々の正義の声が日本中を席捲することを肝に銘じておきなさい。
Posted by せと弘幸 at 2008年01月03日 09:00
大河大好きですが今年は見ません
主演の宮崎あおいが大嫌いだからです。
Posted by 近藤勇 at 2008年01月03日 08:48
オス、ヤクザ右翼団体チンプーの皆様お久しぶりね
ゼリーは売れてますか?w
冗談冗談

いやはや結局俺が予言したとおりの運命を辿ってますねぇ

次起きる出来事?

ありませんよ
後は衰退して消えるだけです

お疲れ様www
Posted by ジャスティスグローリー少佐 at 2008年01月03日 05:31
全ては米国が政治を握って、日本を壊すためにしてきた結果です。敗戦の結果の属国ですから日本人の力ではどうしようもなかったのですよ。米国が使ってきた左翼や特亜や反日日本人が反対に米国の足を引っ張り、完全な米国の準州にならなかったのですよ。でなかったら日本は米国に再占領されて日本人は米国人になってますよ。三島はそうなることを心配していました。戦争に負けて占領されるということはそいうことで、同化されるということで、日本人の指導者や大衆は奴隷になっても生き延びることを敗戦時に選択したのですよ。今は米国のくびきから逃れる良い機会です。アルかいだを利用してイラクが米国から逃れようとしているのが良いれいです。さてそのためにどうするかということですが。米国を利用してシナを討ち、後は米国と融合して飯を食うのがいいのでは。米国を飯の種にするのは避けられない。
Posted by 英雄 at 2008年01月03日 00:54
解答ありがとうございました。
私も瀬戸先生の意見に同感です。
Posted by 昨日書き込みした名無し at 2008年01月03日 00:13
私も「明治維新は無血革命」とする産経の記事には疑問を感じました。

「国際化」「グローバル化」の名の下に外国勢力の侵攻に肩入れし、それに反する者に対しては「排外主義者」「右翼」とのレッテルを貼る…。

日本の世論は愚かなマスコミの情報操作により、かなり危機的な状況に陥っていると思います。

日本の世論を覚醒させる為、出来る所から頑張って行きたいと思います。
Posted by 特命係長 at 2008年01月02日 23:08
エントリーと関係ないのですが、日本に現存する保守派の団体・個人が交流連絡団結できる「新日本保守の一致団結の会〜共に行動しましょう!〜」のHPを立ち上げてみてはいかかがでしょうか?日本の保守や右派を団結させるための第1歩としてとりあえずHPを立ち上げてみるのも良いと思います。賛同協賛団体名をHPに載せていき、行動の記録や写真などもHPに載せていくなどを地道にしていけば団結の輪が広がってゆくのではないでしょうか。
Posted by 保守ぶどう at 2008年01月02日 22:06
名無しさんへ
何度か書いてきましたが、会津松平藩にしても新撰組にしても、当時の国家体制の大変革を求めていたことに違いはありません。敵・味方に別れて戦ったとはいえ、大きな歴史のうねりの中で、たまたまそのような位置づけになってしまったということでしょう。そのような怨念はもう忘れるべきだと思います。
Posted by せと弘幸 at 2008年01月02日 20:57
先生は福島県出身の人なのに明治維新を賞賛するのですか。
Posted by 名無し at 2008年01月02日 20:36

 台湾についてですが、馬英九率いる国民党が
負ける可能性は、勿論高いんですよね?
反日の馬が勝ってしまうと日本にとって
最悪ですよね?
Posted by 記事とは関係ないのですが、 at 2008年01月02日 18:48
カダフィ大佐の言葉
「われわれはテロ、移民などの形で復讐(ふくしゅう)せざるを得ない」
ソース: http://sankei.jp.msn.com/world/europe/071208/erp0712080945000-n1.htm

移民というのがテロに匹敵する事柄なのに、民主党の「闇の内閣」のネクスト防衛大臣 浅尾慶一郎 議員は、「1000万人移民受け入れ構想」と亡国大臣となっています。
その他、パチンコ・社会主義・強請タカリ・自虐史観に取り付かれた売国連中ばかりです。
それを民主党は、「次の内閣」だと。
国民は、こんな民主党で危険性を感じないのか?
Posted by 民す党 at 2008年01月02日 18:19
新年 明けましておめでとうございます。
時々、拝見しています。現在の国情が明治維新前後に
似ている、というのは興味深いですね。学ぶ点は多々
あるのでしょう。
「異人を排除」と聞くと、前後の話しや状況がわから
ない人は反射的に拒否反応を起こしそうです。
しかしポイントは、多くの異国の文化の根底には他者を
侵略支配し搾取する志向性が強く、それを持ち込ませ
てはいけない、ということだと理解しています。
本年のさらなるご活躍を期待いたしております。
Posted by Q9FC at 2008年01月02日 17:46
明治維新はある意味では流血革命であり、ある意味では無血革命でありました。流血とはいうまでもなく、維新の志士、または戊申戦争・西南戦争での双方の犠牲者のことであります。無血とは全土を戦乱にまきこむことなく、未来のために特権を捨て、権力者の座を降りた武士階級のことであります。しかしいずれにせよ大事なことは倒す側、倒される側の誰しもがお国のためにその身を捧げたということであります。武士には「公」という意識があったからであります。世界史上の奇跡である明治維新からわれわれが学ぶことは多く、またそれらは子孫である我々にとってまさしく栄光の歴史であります。誇るべき先祖を持つことの名誉はかけがえのないことであります。
ちなみに明治維新を参考にしたシナ・朝鮮の改革はすべて頓挫しました。理由は最早いうまでもないでしょう。旧体制の往生際が悪かったからです。
Posted by 静岡市民 at 2008年01月02日 17:45
靖国神社入り口で、活動ご苦労さまです。m(__)m
Posted by やっぱ日本はいいですね at 2008年01月02日 17:15
4
おはようございます。
時間的制約が無い場合はNHKを見ても良いと思います。
己を知り、敵を知ればってやつですがね
Posted by 金学乃徒 at 2008年01月02日 17:02