写真:東独で極右団体のアジトより欧州されたヒトラー・ワイン
ドイツにおける極右伸長について
ドイツ極右 3州目の議席
州議会選 旧東独で浸透懸念
【シュウェリン(独北部)=黒沢潤】ドイツ北部メクレンブルク・フォアポンメルン州とベルリン特別市(州と同格)で17日、議会選挙が行なわれた。メクレンブルク州選挙管理委員会の暫定開票結果によると、極右政党のドイツ国家民主党(NPD)が5%の議席獲得条件を上回る7.3%を得票し、初めて議席を得た。極右政党の議会進出は旧東独6州のうち3州目で、国内ではネオナチ勢力の拡大に懸念が強まっている。
「非常に残念な結果だ」。社会民主党のリンクシュトルフ州首相は同日夜、NPDの躍進に苦渋の表情を浮かべた。同首相はナチスが以前、茶色の制服を着用したことに引っかけて「今後は�狠秧Г侶残錣燭銑瓩魑掴世播櫃后廚叛觚世靴拭�
NPD躍進の背景には、同州の失業率が18.2%にも達するという現実がある。同党は「外国人が職を奪う」と外国人排斥を主張、不満を持つ青少年の団体を組織したほか、極右音楽バンドのCDを1万枚強も配り、支持拡大に努めた。
この街に住むイラク人女性難民のアリクナス・バルスタドさん(48)は「ドイツの民主主義を信じて移住したのに…」と表情を曇らせる。
NPD躍進により、極右が旧東独で議席を持つのはザクセン州、ブランデンブルク州に続き3州目となった。
国政では現在、極右勢力が2%弱(05年総選挙時)にとどまり議員もおらず、「ドイツの民主主義には影響ない。�狢臙録稔瓩任呂覆ぁ廖淵戰襯螢鷦�由大のハイヨ・フンケ教授)との見方もある。だが、地方レベルでの極右伸長を不安視する声は強い。
メクレンブルク州にはメンケル首相の選挙区があり、首相は今年7月、ブッシュ大統領を招待した。来年6月には州内で主要国首脳会議(ハイリゲンダム・サミット)が開かれるが、体外的イメージに打撃となったのは確実だ。
今回の選挙では、ベルリン特別市、メンクレンブルク州ともに社民党が第一党の座を維持した。
(9月19日付 産経新聞)
私は平成2年(1990年)の12月18日に『ヒトラー思想のススメ』という単行本を発行した。これは、この年の10月3日に東ドイツが西ドイツに統合され、新しい「統一ドイツ」が誕生したのを祝しての出版であった。
「ベルリンの壁」崩壊から僅か1年足らずで、歴史は「統一ドイツ」誕生という舞台に我々を招待してくれた。“世界に冠たるドイツ”誕生の夜、ブランデンブルグ門に集う若者達は夜空に輝く希望の星を見ていた。
それは半世紀前に中欧に突如として出現した<20世紀の奇蹟>とまでに呼ばれた、その思想の再臨と蘇生を予感させるものだった。それが「NSDAP」という史的事実であったことは言うまでもない。
さて、このように書くと皆様からご批判を浴びることになるでしょう。それはナチスを肯定するもので、絶対に許されないという批判だろう。しかし、思想信条の自由を認められた我が国において、どのような思想であっても、それを評価することは許されている。
学術的にナチスを研究することは何の問題もなく、それを全面的に肯定しないまでも、一面において肯定的に論じることは憲法でも権利として保障されている。
勿論、批判する自由もあり、それが認められているのが日本の社会である。ところが、当のドイツにおいてはこの「自由な言論」は認められていない。つまり、ナチスを肯定するような研究、論文は勿論のこと、それをネットにおいて主張することなど一切が禁じられている。
もし、そのような行為を行なえば、直ちに逮捕され収監される。そのようなドイツ社会において、極右政党が伸長することは驚異的ですらある。西欧極右の特徴は先ず地方議会への進出から始まっている。
西欧諸国では最も極右勢力が伸長し難いと言われるドイツにおいて、緩やかながらも地方議会に進出を果たしたことは、やがて西欧社会全体に極右が台頭する可能性を強くするものです。
ドイツ国家民主党の党綱領の日本語訳はこちらでご覧になれます。
http://matsuda.lolipop.jp/item/15
日本の民族主義者(ナショナリスト)にも共感する箇所も多いと思います。彼らもまた我々と同じように敗戦国という歴史的運命と闘っているのです。
さて、この日本語訳を見て不思議に思われた方もおいでのはずです。日本の新聞社はNPDを国家民主党と訳しています。私もそれに倣って国家民主党としましたが、このサイトでは国民民主党となっています。
多くの西欧極右政党は国民という文字を使っています。イタリアの国民同盟、フランスの国民戦線、イギリスやデンマークは国民党と名乗っています。
国家主義や国家社会主義も国民主義、或いは国民社会主義とすべきであるとの説もあるくらいです。日本では国家主義という言葉はイメージ的に暗いので今後は国民主義に変える方が、何かと有利かも知れません。
さて、私は前述した『ヒトラー思想のススメ』の中である予言をしました。この本の発売は12月でしたが、原稿を書く段階ではまだドイツ統一は誕生していませんでしたので、その誕生も一つの予言ではありました。
しかし、それは当時の情勢を考えれば、誰でも語れることでした。おそらく当時、この本を読んだ人の誰もが不思議に思えた予言であったと思います。
それは「ナチズムは西ドイツからでなく、東ドイツから生まれる」と断言した事です。共産主義・東ドイツでナチズムは根絶されたはずでした。多くの人がそのように考えていたはずです。
しかし、私は「純粋培養されたナチズムの遺伝子は東ドイツにこそある」として、それは東ドイツに限らずブルガリア、ハンガリーなど旧東欧諸国において復活すると断じました。
今、西欧極右の台頭だけが注目されてはいますが、このような旧共産圏において復活した時こそ、世界は激変するというのが、私の予言です。勿論、その理由と根拠はありますが、それは興味のある方とだけ語り合うことにしたいと思います。
我々《極右》は西欧のナチズムを研究対象とはしますが、当然の如くそれを真似るとか、それを日本の社会において実践する考えは毛頭ありません。
ただ、同じ敗戦国として、戦勝国のくびきから脱するために、共に闘うことが出来ればとは思います。しかし、それには我々はまだまだ非力であり、力を蓄えなければなりません。
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