2006年09月19日

ドイツ極右、地方議会に進出!

e4aa5c7a.jpeg写真:東独で極右団体のアジトより欧州されたヒトラー・ワイン

ドイツにおける極右伸長について

ドイツ極右 3州目の議席
州議会選 旧東独で浸透懸念
【シュウェリン(独北部)=黒沢潤】ドイツ北部メクレンブルク・フォアポンメルン州とベルリン特別市(州と同格)で17日、議会選挙が行なわれた。メクレンブルク州選挙管理委員会の暫定開票結果によると、極右政党のドイツ国家民主党(NPD)が5%の議席獲得条件を上回る7.3%を得票し、初めて議席を得た。極右政党の議会進出は旧東独6州のうち3州目で、国内ではネオナチ勢力の拡大に懸念が強まっている。
 「非常に残念な結果だ」。社会民主党のリンクシュトルフ州首相は同日夜、NPDの躍進に苦渋の表情を浮かべた。同首相はナチスが以前、茶色の制服を着用したことに引っかけて「今後は�狠秧Г侶残錣燭銑瓩魑掴世播櫃后廚叛觚世靴拭�
 NPD躍進の背景には、同州の失業率が18.2%にも達するという現実がある。同党は「外国人が職を奪う」と外国人排斥を主張、不満を持つ青少年の団体を組織したほか、極右音楽バンドのCDを1万枚強も配り、支持拡大に努めた。
 この街に住むイラク人女性難民のアリクナス・バルスタドさん(48)は「ドイツの民主主義を信じて移住したのに…」と表情を曇らせる。
 NPD躍進により、極右が旧東独で議席を持つのはザクセン州、ブランデンブルク州に続き3州目となった。
 国政では現在、極右勢力が2%弱(05年総選挙時)にとどまり議員もおらず、「ドイツの民主主義には影響ない。�狢臙録稔瓩任呂覆ぁ廖淵戰襯螢鷦�由大のハイヨ・フンケ教授)との見方もある。だが、地方レベルでの極右伸長を不安視する声は強い。
 メクレンブルク州にはメンケル首相の選挙区があり、首相は今年7月、ブッシュ大統領を招待した。来年6月には州内で主要国首脳会議(ハイリゲンダム・サミット)が開かれるが、体外的イメージに打撃となったのは確実だ。
 今回の選挙では、ベルリン特別市、メンクレンブルク州ともに社民党が第一党の座を維持した。
(9月19日付 産経新聞)

 私は平成2年(1990年)の12月18日に『ヒトラー思想のススメ』という単行本を発行した。これは、この年の10月3日に東ドイツが西ドイツに統合され、新しい「統一ドイツ」が誕生したのを祝しての出版であった。

 「ベルリンの壁」崩壊から僅か1年足らずで、歴史は「統一ドイツ」誕生という舞台に我々を招待してくれた。“世界に冠たるドイツ”誕生の夜、ブランデンブルグ門に集う若者達は夜空に輝く希望の星を見ていた。

 それは半世紀前に中欧に突如として出現した<20世紀の奇蹟>とまでに呼ばれた、その思想の再臨と蘇生を予感させるものだった。それが「NSDAP」という史的事実であったことは言うまでもない。

 さて、このように書くと皆様からご批判を浴びることになるでしょう。それはナチスを肯定するもので、絶対に許されないという批判だろう。しかし、思想信条の自由を認められた我が国において、どのような思想であっても、それを評価することは許されている。

 学術的にナチスを研究することは何の問題もなく、それを全面的に肯定しないまでも、一面において肯定的に論じることは憲法でも権利として保障されている。

 勿論、批判する自由もあり、それが認められているのが日本の社会である。ところが、当のドイツにおいてはこの「自由な言論」は認められていない。つまり、ナチスを肯定するような研究、論文は勿論のこと、それをネットにおいて主張することなど一切が禁じられている。

 もし、そのような行為を行なえば、直ちに逮捕され収監される。そのようなドイツ社会において、極右政党が伸長することは驚異的ですらある。西欧極右の特徴は先ず地方議会への進出から始まっている。

 西欧諸国では最も極右勢力が伸長し難いと言われるドイツにおいて、緩やかながらも地方議会に進出を果たしたことは、やがて西欧社会全体に極右が台頭する可能性を強くするものです。

 ドイツ国家民主党の党綱領の日本語訳はこちらでご覧になれます。

http://matsuda.lolipop.jp/item/15

 日本の民族主義者(ナショナリスト)にも共感する箇所も多いと思います。彼らもまた我々と同じように敗戦国という歴史的運命と闘っているのです。

 さて、この日本語訳を見て不思議に思われた方もおいでのはずです。日本の新聞社はNPDを国家民主党と訳しています。私もそれに倣って国家民主党としましたが、このサイトでは国民民主党となっています。

 多くの西欧極右政党は国民という文字を使っています。イタリアの国民同盟、フランスの国民戦線、イギリスやデンマークは国民党と名乗っています。

 国家主義や国家社会主義も国民主義、或いは国民社会主義とすべきであるとの説もあるくらいです。日本では国家主義という言葉はイメージ的に暗いので今後は国民主義に変える方が、何かと有利かも知れません。

 さて、私は前述した『ヒトラー思想のススメ』の中である予言をしました。この本の発売は12月でしたが、原稿を書く段階ではまだドイツ統一は誕生していませんでしたので、その誕生も一つの予言ではありました。

 しかし、それは当時の情勢を考えれば、誰でも語れることでした。おそらく当時、この本を読んだ人の誰もが不思議に思えた予言であったと思います。

 それは「ナチズムは西ドイツからでなく、東ドイツから生まれる」と断言した事です。共産主義・東ドイツでナチズムは根絶されたはずでした。多くの人がそのように考えていたはずです。

 しかし、私は「純粋培養されたナチズムの遺伝子は東ドイツにこそある」として、それは東ドイツに限らずブルガリア、ハンガリーなど旧東欧諸国において復活すると断じました。

 今、西欧極右の台頭だけが注目されてはいますが、このような旧共産圏において復活した時こそ、世界は激変するというのが、私の予言です。勿論、その理由と根拠はありますが、それは興味のある方とだけ語り合うことにしたいと思います。

 我々《極右》は西欧のナチズムを研究対象とはしますが、当然の如くそれを真似るとか、それを日本の社会において実践する考えは毛頭ありません。

 ただ、同じ敗戦国として、戦勝国のくびきから脱するために、共に闘うことが出来ればとは思います。しかし、それには我々はまだまだ非力であり、力を蓄えなければなりません。

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Posted by the_radical_right at 19:18│ mixiチェック │欧州極右 
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 小泉政治の5年半が終わり、新たに26日には安倍政権が誕生し小泉政治の残した課題
ポスト工業社会と所得格差【Empire of the Sun太陽の帝国】at 2006年09月20日 00:51
この記事へのコメント
私は左翼ではないですけど反論します。

愛国者さんが言ってることは軍隊の性質を考えればかなり無茶ですよ。その場合は愛国者さんは志願することになります。同じ部隊に在日帰化人がいれば職務を放棄するということですか?それは仲間を危機に陥れかねない深刻な軍律違反です。太平洋戦争中は朝鮮人は一律日本人とみなされていて、中には志願する人もいました。兵站とか捕虜の見張りとか地味で人気のない任務につくことが多かったようです。反乱を恐れていたのかも知れませんが、切羽詰ってきた終末期には四の五の言えませんから、朝鮮半島にも徴兵制が敷かれましたけど。

戦前は朝鮮人ではあっても立派な皇国臣民ですから建前上は差別は厳禁でした。今の日本は朝鮮人をバカにする発言がネットにあふれています。ほんとに時代は変わったもんです。
Posted by バグってハニー at 2006年09月21日 05:23
各位
今年5月に取り上げた西欧極右のエントリーで私のコメントがありましたので、同じものですが、再度ここに投稿しておきます。如何に西欧極右政党の躍進が驚異的であるかが分かります。

欧州極右勢力の投票率がネットで検索できたのでお知らせしておきます
もともと外国人排斥の風潮が強いスイス「国民党22.0%」、オーストリア「自由党28.4%」などは驚くほど極右政党の得票率が高い。この二つの国はドイツ語圏でもある。
その他の国も、オランダの「国民党17.3%」、フランス「国民戦線17.8%」、ノルウェー「進歩党15.8%」、デンマークの「国民党12.3%」、イタリアは「国民同盟14.6%」
いずれの国も高い得票率を誇っています。彼らは単なる暴力的な勢力ではなく、西欧社会を代表する良識派と言って良いでしょう。
彼らが台頭したのは、この10年ほどであり、日本にも極右の台頭が見られるかも知れませんね。
Posted by 瀬戸弘幸 at 2006年09月20日 16:47
 国民民主党の綱領、かなり共感できます。「わが闘争」はヒトラーの日本人嫌いや、異常なまでの闘争主義的なところが時に出ていたりして、一部共感したものの、違和感を覚えたところも少なくありませんでした。しかし国民民主党はそういう部分を排除したのでしょう。これはナチの思想というより、「国家主義(国民主義)」に近いものを感じます。
 日本において「国民主義」といえば徳富蘇峰ですね。彼にも見習うべきところが多々あると思います。 
Posted by K at 2006年09月20日 01:57
今回の、エントリーとは、直接関係無いのかも知れないが、ヒトラーの民族浄化には、一部だけ賛同出来る
仮にもし、皇国が特アと戦争することになり、小生が朝鮮に出兵する事になれば同じ部隊内の、在日帰化人とは行動は伴にできない
理由は、いくら帰化したとしても、所詮敵国兵士だからである。
左翼の方、反論どうぞ
Posted by 愛国者 at 2006年09月20日 01:02
欧州では大勢の移民外国人、共産、イスラムの圧力が強いのではないでしょうか。

日本で特亞や左派の圧力が右よりの思想を呼び起こしているように。
失業率の問題以外に、これら勢力の台頭或いは圧力が、極右政党を産んでいると思います。
Posted by MultiSync at 2006年09月20日 00:34
http://resistance333.web.fc2.com/patriotism/patriotism_top.htm
Posted by あわわ at 2006年09月19日 23:32
こんばんは(^-^)/
今回のエントリーは十分納得できますね。今、いや戦後ドイツは病気みたいなもんなんです。ナチス礼賛は一切許さない。この一事は私から見れば誠に異常です。日本にも「ドイツを見習え」式を書き立てた新聞がありましたが、今は流石に日本とドイツは違うってわかってきましたね(^-^)/ とにかくドイツの戦後思想は虫が良すぎるんですよ。大嫌いですね。日本人は恥と言うものを知ってます。
Posted by あきら at 2006年09月19日 21:05
ネオナチに共感出来るところはあります。ただ、イスラエルに喧嘩を売ることだけは控えてほしい。
瀬戸さんと今後どう世界が変わるか先生の考えを聞きたいです!メルアド載せておきますので是非お願いします。
Posted by 司令長官 at 2006年09月19日 19:32