シリーズ・加藤紘一研究 ��
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私設秘書と裏社会! 北朝鮮の利権と闇!
先ずは朝日新聞社の電波男こと若宮啓文(論説主幹)の今日の朝日新聞の記事から始めることにしましょう。『風考計』という署名入りの記事の中で、加藤紘一氏宅への放火事件について述べている。
「加藤氏は近年、靖国神社のありようを鋭く批判してきた。日中関係の大切さを唱え、小泉首相の参拝にも反対の論を張ってきた。新たな国立追悼施設の建設を提唱した議員たちの中心メンバーでもある」
「それが、よりによって8月15日に火を放たれたのだ。一連の言動に向けられたテロというしかない。その後も党内にアジア重視の研究会を作るなど、くじけぬ姿勢を見せる加藤氏だが・・・・・・」
確かに若宮氏の言う「一連の言動に向けられたテロというしかない」との考えには異論はない。しかし、当の加藤紘一氏はどうなのであろうか?
彼はこの放火事件後、警察が右翼団体の構成員であるとして、その東京の事務所を家宅捜索しているにも係わらず「精神が不安定な状態にあった方かも知れず、ここで私があれこれ言うべきではない」と、この犯人が思想的背景から放火したということを認めていない。
多くの国民が朝日新聞社の若宮氏と同じように考えているのに、このご本人の慎重な対応は不思議である。確かに犯人は口に火傷を負い、話が出来ないのであれば、推論で語るのは間違いかも知れない。
加藤氏はあくまでも自分の靖国発言や中国寄りの姿勢に対して引き起こされた政治的テロとは認めたくないのかも知れない。だからこそ、このような右翼の政治テロとは戦うという言葉は聞かれない。
そこで若宮主幹は「右翼のテロと戦わなくてよいのだろうか」とボルテージをあげる。
「こうして靖国参拝について、異議を唱えにくい空気ができていく。それがテロの狙いなのだ」となる。
これは少々オーバー過ぎるのではないか。確かに「小泉首相にせよ、内閣スポークスマンの安倍官房長官にせよ、事件に憤る言葉も、取締りを強化する言葉も、国民に向けて一言も発しなかった」
そう批判して次のような事実も明らかにしている。
「あれから、10日余、加藤氏のもとに見舞いや激励の言葉は来ないというからから驚きだ」
若宮主幹は小泉首相や安倍官房長官が「放火へ沈黙」したから、「加藤紘一氏に見舞いや激励の言葉がない」としているが、これは違うでしょう。加藤氏が右翼の政治テロを糾弾しても、自分に同情が集まらないと先刻承知なので、加藤氏は多くを語らないだけだろう。
私は加藤氏の地元における取材で
興味ある事件の記録を見つけた―!
2000年頃にポスト森首相の最右翼と目されていた頃のことだ。加藤紘一氏の実家に石が投げつけられ、窓ガラスが割られる事件が起きていた。
この事件は平成12年9月7日午前1時50分から同3時半にかけて発生した。事件は3ヶ所で起きた。一つは鶴岡市大東町の加藤紘一後援会事務所(精三会館)と棟続きの加藤代議士の実家。
街路に面した2階建ての会館では、東側の玄関サッシ戸と南側1、2階のガラス合せて9枚、同じく母屋の南側の玄関ガラス戸と1、2階の窓ガラス8枚の計17枚が割られた。
後の2ヶ所は当時の鶴岡市長の自宅と自民党の『鶴岡自由会館』であった。この会館の駐車場の車が破壊されたが、これは普段は加藤紘一事務所に止めてあったものだった。単なる悪戯ではなく、政治的な意図がある「器物損壊事件」として捜査された。
そして、それから4日後にある人物が鶴岡署に出頭し「私が、加藤代議士の家と市長宅に石を投げました」と犯行を告げたのである。この自供に基づいてこの男は逮捕された。
事件については大きく報道されており、その背景に市民は関心を持っていた。当時、石が投げつけられた3日前には鶴岡市立新庄内病院の入札があり、その入札をめぐって政治家の利権の噂が流れていた。
当然のことながら、その入札に絡む利権が、この事件の背景にはあると誰しもが思ったのである。ところがである―。この男は意外にも「不起訴処分」となって釈放された。
支離滅裂なことを言うので精神鑑定を受けさせたら、この男は心神喪失で精神が不安定で、責任能力がないと判断されたのである。しかし、当時地元でこれをまともに信じる人は少なかった。
公共工事に絡む利権とその背後にある犯罪性を暴かれるのを恐れた被害者側(或いは落札会社)が、犯人とその背後で動いた勢力と闇取引をして、事件を精神病患者によるものと処理することで決着を図ったとの噂が流れたのである。
果して、その出頭した男が犯人だったのか―。6年も前のことで真相は分からない。単なる噂に過ぎないし証拠もない。しかし、どうも今回、加藤紘一先生が犯人を「精神が不安定な人ではないか…」と言っていることと奇妙に符合する。私にはこちらの方が気になるし、余程不気味であると思った。
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