2006年06月14日

<変革>の旗手となれるか、安倍晋三氏

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日本変革への願い 第一章

政治編� \ぢ絽鯊紊鮨覆瓩茵�

 私が政治活動を始めた頃の日本の政党は、自民党と社会党という大きな二つの政党があり、そこに公明党や民社党と共産党があった。私は一番最初は自民党に入党しました。いずれ福島市の市議会議員でも目指そうかと思い、行政を学ぼうと福島市役所の試験を受け地方公務員になりました。

 そこで目にしたのが地方公務員を牛耳る自治労という社会党を支持する労働組合であり、若い活動家は「社会主義協会」という親ソ連派の過激な組織に組み込まれていた。

 この当時の日本の政治には<変革>への期待などを抱くことは絶望的な状態だった。社会党と共産党の二つの左派政党が政権を取れば、北朝鮮や中共のような独裁体制への移行が必至であり、選択の余地など全くなかった。

 冷戦の崩壊でようやく日本の政治にも<変革>への期待が出てきた。1993年5月に誕生した非自民の細川連立政権は、日本がより良い方向へ変わる始まりではないかとの期待が膨らんだ。

 しかし、政治は殆ど変わりなく、逆にここから急速に日本の政治は奈落の底へと落ち始めた。一つ痛快だったのは自民党と連立を組んだ社会党が事実上消滅しかけたことぐらいだろうか。

 今、国民は社会党を一つの政党と見なくなっている。ただ官公労がまだ健在なので、完全な消滅だけは免れている。こう見てくると、私が政治活動に足を踏み入れてから、自民党という政党だけはしぶとく生き残り、他の政党はその影響力を失ったと言っていいだろう。

 つまり、自民党がどのように変化して行くかによって、日本の政治は<変革>されるし、また、その逆もあり得るという事なのである。小泉首相はその自民党を「ぶち壊す―」と言って登場したが、逆に自民党は昨年の総選挙で歴史的な大勝利をものにした。

自民党は<変革>されるのか?

 その小泉首相も9月には退陣する。中曽根政権の担当期間を上回る小泉政権の功罪は後にエントリーを立てて論じることにするが、小泉首相の最大の功績とは、実はこの政権担当期間に行なわれた様々な政策ではなく「ポスト小泉」への引継ぎにこそ見られるのではないか―。それが私の主張である。

 これまでの自民党の総裁は派閥の支援を受けた人による争いであった。小泉首相も派閥の領袖ではなかったものの、森派の組織的な応援を受けて当選した。これは紛れもない事実である。

 しかし、次期総裁選挙はどうだろう―?一番有力な安倍官房長官は派閥の支援を受けないで当選する可能性のある、歴代自民党総裁として最初の人になるのではないか。

 自民党という政党の一つの特徴は派閥構造にあった。全てが派閥の「力」関係によって成り立ってきた。小泉首相はこの派閥政治を打ち壊した。そして安倍晋三氏が初めて派閥力学にとらわれない総裁となる可能性が強まっている。

 安倍氏を応援する人達の輪は派閥横断的に広まっている。これに対して従来の派閥はその力を行使しようと派閥の幹部らが会合を開いている。しかし、この動きにも派閥の若手から強い批判が上がり始めた。

 今回の「ポスト小泉」の大きな流れは、この派閥が急速に力を失い、世代間の争いになってきていることだ。60代以上のベテラン政治家に対して、30代、40代、50代前半の政治家の叛乱である。

 今回の総裁選は世代間の闘争でもある。60代〜70代の政治家の多くは福田康夫氏を支持するだろう。しかし、そのような旧い世代の政治家に<変革>は望むべくもない。

 小泉首相の最大の功績は安倍氏を次期総裁候補として育て上げたことであると私は思う。その安倍氏がどのような政治哲学を持った人物であるのか?それを次回で探ってみたい。

 明日は「靖国」と政治について述べたいと思います。外交問題とリンクしますが、日本の政治との関わりについて考えたいと思います。

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Posted by the_radical_right at 13:50│ mixiチェック │日本の新戦略 
この記事へのコメント
mugi さんへ
その言葉を最初に言ったのは今から15年以上も前のフランス極右のルペン党首でした。この頃のフランスは社会党政権であったと思いますが、雇用と人権擁護から外国人労働者を受け入れており、その数は今や600万人を超えるほどに膨張しました。この頃の外国人は300万人未満であったと言います。
「出て行ってもらっても構わない」と言っても、事実上それは出来ないので、今必死になって同化政策をとっていますが、それへの反発で騒動が起きています。
フランス極右によれば、日本は理想の国家だと言います。60万人弱いた「在日」は今や急速に減り続け、あと25年も経てば消滅するでしょう。15年で倍増したフランスから見れば羨ましいかぎりだそうです。
Posted by 瀬戸弘幸 at 2006年06月15日 11:04
MOCHAさんへ
統一教会問題は安倍官房長官だけでなく、自民党全体にまたがる問題であり、この闇を追い払わなければ、本当の意味での改革は出来ないでしょうね。彼ら統一教会は60年代、70年代盛んに勝共連合という政治団体を結成し活動しておりましたが、この時に自民党に接近。今や衆参両議院に200人以上の秘書をだしていると言われています。また民主党にも食い込んでおります。この連中は今や巨大な院外団を形成しており、日本政界最大のスキャンダルになるでしょうね。
山下七海 さんへ
小泉政権の功罪については、現在立てているエントリーの中でも触れて行くつもりです。今朝左翼のチラシを見たら「官から民への流れを阻止せよ!」とありました。この流れを作ったのも小泉首相ですね。それから我々が評価するのは「不法滞在者を5年で半減」のマニフェストですか。
Posted by 瀬戸弘幸 at 2006年06月15日 10:56
>未定さん
わざわざのお答え有難うございました。
なるほど、日本に限らず支那人共は、人気者と言うには程遠いようですね(笑)。日本が支那と対立するのは避けられぬ宿命。ならば味方は一人でも多い方がいいですよね。支那人の動向を眺めていると、東南アジア諸国をも盛んに懐柔しようとする腹が見えますが、警戒が必要ですね。日本が腰砕けとなって奴らに屈服、或いは屈服したように見える譲歩でも示そうもんなら、東南アジアも日本に失望して、嫌々ながら支那の軍門に下るでしょうから。あの人食い共には、断固ととして毅然たる態度で接していかなきゃならんでしょうな。
Posted by 怒る小市民 at 2006年06月15日 10:22
こんばんは

フランスの内相サルコジは4月に、「フランスが気に入らぬなら、出て行ってもらっても構わない」と言ったそうです。
このような政府要人がいる国はうらやましい限りです。

これに対しわが国では、「日本は哀れな国」と毒づきながら日本に居座っている税金泥棒の在日女がいますね。この女に限らず在日はこの手合いが大半ではないですか。住んでいる国に貢献するどころか、国力を低下させるだけの移住者も珍しくありません。
在日外国人がいなかった時代のわが国が、いかに秩序と平和に充ちていたか、書くまでもないでしょう。

彼らは「共生」という名の寄生をしているに過ぎません。
Posted by mugi at 2006年06月14日 23:35
今までの内容確認させて頂きました。正直何がいいたいのかわからない。ノ・ムヒョン氏の事を左派と言われているが、彼は世論の言いなりのただの向日葵にしか思えない。靖国を語るには、特攻隊の戦略は正しかったのか、アメリカに押しつけられた憲法について、また日朝平壤宣言の見解も聞かせて下さい
Posted by 山下七海 at 2006年06月14日 23:23
小泉政権の五年の改革の中身あなたの思う成果を教えて下さい。目に見える成果がありますか?また、政策の全く違う公明党と連立している事をどう思われます?
Posted by 山下七海 at 2006年06月14日 22:57
5
安倍長官には本当に期待してるだけに、今回の統一協会絡みの醜聞は本当に残念。支持してるから、これからも支持するつもりだからこそ、今度の疑惑には、安倍氏に対して怒りを禁じ得ない。もし事実なら、なぜわざわざ後で足が付くような、バレバレな行動をするのか?ずっと前から統一との関係が噂されてたのに、なぜ関係を断ち切ろうとしないのか?わざわざバカサヨに粘着されるネタを提供してどうする。本当にスタッフは無能じゃなかろうかと思う。安倍長官はアホ秘書、いや事務所社員を全員クビにして、スタッフを一新すべきだ。
Posted by MOCHA at 2006年06月14日 22:36
瀬戸さん

読んでいただきありがとうございます。

確かに在日問題は大きくて微妙な問題ですが、ここは嫌韓ブログではない、と言うことです。

声優さんの他の意見では共闘できる部分は多々あります、小異を捨て大同に…とは言いませんが、これからもよろしくお願いしたいです…。

お願いできますか?(笑)

>>声優さん
Posted by 農民 at 2006年06月14日 22:27
明日の、「靖国と政治」のエントリー、期待しております!!
Posted by 未定 at 2006年06月14日 22:12
未定さんへ
私の左翼観というものは、自分の体験から学んだもので、余り理論的には正直言って知らない部分も多いのです。ただ、自由を圧殺する、そのやり方に強い憤りを若い頃に体験した事が、コチコチの反共主義者になってしまったようです。
Posted by 瀬戸弘幸 at 2006年06月14日 22:10
(続き)例えば『家族』は共産主義的な観念が主体ですし、『小さな町村』では、怠慢な公務員は人並みの給料をもらっても、その地域では生活しづらくなります。域外との移住の許容性や、域内での閉じた経済活動(お歳暮など)も、共産主義を自称する国々のそれと重なります。もっと論を飛躍させるならば、例えば韓国は『非常に大きな村』なんだと思います。だからああいう根性をしている。私は高校まで岩手県に住んでいたので、そう感じます。結論としては、体制の『主義』には、しっくりくる母体集団のサイズがあり、「しっくりくる」限りにおいては私は容共です。(そのサイズというのは国家レベルの大きさではなく、せいぜい2万人を超えない市町村や町内会、家族の範囲ですが。)
Posted by 未定 at 2006年06月14日 22:10
農民さんへ
読ませて頂きました。私の考えを理解し支持されていると心強く思います。ただ、声優さんもこの「在日」の問題を除けば良き理解者であると思っております。在日の問題を余り書くとまたご批判を受けるので止めておきたいのですが、一言述べさせてもらうなら「在日」の問題はあと30年も過ぎれば日本から消滅します。それだけ帰化が進んでいるのです。もし、帰化に反対する人は、その運動を組織的に盛り上げなければ阻止出来ないでしょう。
それに「在日」の帰化に最も激しく反対しているのは、朝鮮総連と民団です。その運動は彼らの行動と共にする矛盾を生み出すでしょう。更に付け加えさせて頂けば、無条件帰化の活動を行なって来た我々は、総連・民団から、最大の敵として攻撃されてきたのです。まぁ〜、それは後々やる事にします。
Posted by 瀬戸弘幸 at 2006年06月14日 22:07
もふんさんへ
安倍官房長官しか相応しい人はおりません。私もそう思う一人です期待しましょう。
名無しさんへ
コメントありがとう御座います。またおいで下さい
としあきさんへ
情報ありがとう御座います、明日取り上げたいと思います。
怒る小市民さんへ
今回の総裁選挙がこれまでの派閥の力学が及ばない所で決まるのが、何とも興味深いところです、安倍さんが相応しいと思いますが、何に期待しているのかについて、明日は述べて行きたいと思います。
Posted by 瀬戸弘幸 at 2006年06月14日 21:58
声優さん、お元気そうでなによりです。昨日のコメントも冴えまくっていますねえ。

瀬戸さん
>小泉首相の最大の功績は安倍氏を次期総裁候補として育て上げたことである
うーん、全くその通りですね。願わくば安倍が更に次の「まともな」首相候補を育んで欲しいと思います。まあ、麻生と中川が控えているので、線路は引かれているのですが。
それと、共産主義についてですが、私の対共産観は瀬戸さんと若干異なります(反駁してはいません)。机上の無機質な理論としては、共産主義は誠に美しい体系を成していると思います。ただ、実現の条件として、村落のような『非常に小さな』集合体でのみ実現に近づけるのではないでしょうか。
Posted by 未定 at 2006年06月14日 21:54
徐々に戦線復帰します。まずは怒る小市民さんの昨日のご質問への回答を。

>中共は東南アジアに於いても南沙諸島で揉め事を起こしてます(ベトナムやフィリピンなど)。現地メディアはこの問題についてどういった論調か?。当該国の世論は余り関心がないのか、それとも、もう中共には逆らえないと諦めムードなのか?(要旨)

現地メディアはあまり大きく報道していません。というのは、東南アジアの華僑の力が大きく働いているからです。経済を支配されている国もありますし、政治まで傀儡化されつつところもあります。タイの巨大メディアはほぼ華人に握られています。ただ、少しでもこのことを知っている庶民はというと、かなり中国を嫌悪していますね。特にベトナムとフィリピンは嫌中です。日本政府はもっとASEANの動向を研究すべきですね。
Posted by 未定 at 2006年06月14日 21:41
声優さんへ

予定が変更になって急遽時間があいたので反論を投稿いたしました。
よろしかったら読んでください。

できれば瀬戸さんにも一言いただきたいです(笑)

http://blog.livedoor.jp/the_radical_right/archives/50877603.html#comments

スレ違い失礼いたしました。
Posted by 農民 at 2006年06月14日 21:38
瀬戸さん、お弟子さんこんにちは。
自民党は実質が派閥の寄り合い所帯と云う保守派連合でしたが、ここ近年に至って派閥に属さず、また派閥の枠に囚われぬ議員個々の、政策への共同歩調といった動きが活発化してきております。相対的に派閥の数に物を言わせた力学は通用しなくなり、現に今秋に迫った総裁選での有力候補の二人、安倍氏と福田氏は、森派と云う同一派閥の所属。これは従来の派閥政治では考えられぬ展開です。ご指摘のように未だ派閥の枠より抜け出せぬ比較的高齢な議員と、若手を中心とした議員との間には、政治哲学に対するジェネレーション・ギャップが顕著となり、安倍vs福田の一騎打ちになると見られる総裁選では、旧来の派閥政治信奉者と、是々非々で政治に取り組まんとする理想主義者の、代理戦争の様相を呈して参りました。日本は変わらねばならぬ、それは誰しもが抱く共通認識。ならば、次期総理に相応しい人物は自ずと決しましょう。
Posted by 怒る小市民 at 2006年06月14日 21:13
雨降りさんへ
あなたさまへの返答は「韓国の苦悩と不安」の中で詳しくコメントしております。まずそちらをお読み下さい。申し訳ありませんが、それ以上のお答えはその後のエントリーにして下さい。
Posted by 瀬戸弘幸 at 2006年06月14日 20:20
瀬戸さん
在日問題についてはもっとご意見を伺いたいし、議論したいと思っています。
ただ、このエントリはすれ違いですし、いづれ在日問題に関するエントリを
立てられるそうなので、今度はそちらへ伺おうと思います。
それでは、失礼します。
Posted by 雨降り at 2006年06月14日 19:51
無宗教の国立追悼施設考える国会議員の会(山崎会長)が、公人(政治家)の靖国参拝は憲法違反だと言い出している。もう救い難い馬鹿だ。
Posted by としあき at 2006年06月14日 18:44
安倍官房長官には期待しています。中国や韓国に対して、小泉首相がとってきた外交姿勢を引き継いで欲しいと思っています。福田氏などが総理になるとまた土下座外交が始まってしまうので絶対に反対します。
Posted by 名無し at 2006年06月14日 18:21
瀬戸様へ 3/3
>偏狭なナショナリズムではありません
私もそのつもりです。
私は国内における「在日文化の形成」は、長い眼で見れば必要であるという立場です。
瀬戸様とはそこのところを論じたかったです。残念です。
「帰化の無条件」について瀬戸様と討論を期待してました・・・

今度「帰化をテーマ」に上げて頂けると何日か前のコメントでおっしゃっていました。
是非お願いします。そして皆さんの意見も聞きたいと思っています。
今後も応援いたします。生意気でしたが、宜しくお願いします。
Posted by 日本人 at 2006年06月14日 15:53
瀬戸様 2/3
>現在のような状況に置いておかないで、スッキリした形にするのは、・・・
>彼ら「在日」という存在をなくすために提案して来ました。
「在日」をまるで「臭いものに蓋をする」というように聞こえました。

>どちらが最良かという事と、もう一つはどちらがより現実的であるのか、という事です。
在日を認めないという立場であれば、在日排除の方法論や排除の現実論が問われるわけで、
そこは理解できました。
Posted by 日本人 at 2006年06月14日 15:52
瀬戸様へ 1/3  (帰化について)
 13日の私の質問に対してのご解答、ありがとうございます。
>このエントリーでは、これを最後のお答えにして下さい。
どうやら帰化というテーマは瀬戸様のサイトの主旨とは外れていたようですね。
私もこのコメントを最後に「帰化無条件のテーマ」は終わりにします。

>あくまでも帰化は本人の申請です。日本国がどうのという問題ではありません。
ではなぜあえて無条件帰化論の提案をなさったのか?・・・・お答えはけっこうです。
Posted by 日本人 at 2006年06月14日 15:51
現時点で、ポスト小泉は安倍氏だと思います。
祖父の岸信介氏からの統一教会とのつながりは若干気になりますが。
なんらかのつながりがあったとしても、中韓、そして米に対して言うべきをはっきり言ってくれるのなら
別に何処の信者でも構いませんが。
ただ福田氏が首相になったとして、中国とのパイプは太いものがありますし、
アメリカが共和党から民主党へ変わったときに、
旧来の支持基盤から外交としてうまくやれるかも知れません。

安倍氏には変革、福田氏では保守を期待するということに成るんでしょうか。
私としては保守ではもう限界が見えており、変わっていくべきだと思います。
ただ、古いものを守るより、新しいものへ変えていくほうが
難しいことなのは判りきっています。
安倍氏のポスト小泉は長い目で見て、多少の失敗は許すくらいの気概が必要だと思います。
Posted by もふん at 2006年06月14日 15:08