2006年04月15日

「反日」と団塊の世代

314382fa.jpeg「反戦・平和」−「左翼」−「反日」−「団塊の世代」

 現在、新聞社における幹部記者の多くが、これら共通のキーワードに支配されて来たのではないか?どうもそう思えてならない。そこでネット百科で先ず団塊の世代を見てみることにした。

団塊の世代(だんかいのせだい)は第二次世界大戦直後の日本において1947年(昭和22年)から1949年(昭和24年)にかけての第一次ベビーブームに生まれた世代である。作家の堺屋太一が1976年に発表した小説『団塊の世代』によって登場した言葉である。団塊世代とも言われる。

団塊の世代は思春期に日米安全保障条約に反対する大人たちの闘争を見ており、また、戦争についても両親や周りの人間から悲惨さを語られ、戦争に関連することへ強烈な拒否反応を持つ傾向がある。そのためか、この世代の政治家・教育者などは、中国・韓国・北朝鮮に対して宥和的である。

都市部の若者はその強い影響と自己主張の強さから、大学改革やベトナム戦争反対の反体制活動を繰り広げ、一部は新左翼となって急進的な活動を行った。しかし、暴力行動に走ったあさま山荘事件などで反体制組織に対する世間の目が冷たくなると、急速に「しらけ」が進んだ。そういった反体制組織は市民運動や労働組合などを表向きの看板とし、現在に至ることとなる。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より

 もう、納得という他はない。ただ若干付け加えたいことがある。

 彼らは安保反対、ベトナム反戦などを通して反米志向が強い。ベトナム戦争における米国の敗退で歓喜して、日本における左翼革命の実現を信じた。

 しかし、その後の米中接近、中ソ対立、中国のベトナムへの軍事侵攻などによって、完全に共産主義の世界革命というものが幻想であったことを知らされた。

 大きな挫折感を味わって敗北主義者となり、その後は何かと「反体制」=「反日」だけが、彼らの拠り所となってしまった。

 昨日の毎日新聞夕刊に「この国はどこへ行こうとしているのか。団塊の世代から」との記事で、反戦フォーク歌手・新谷のり子さんの言葉が載っていた。

 「今はイラク戦争があっても、ベトナム反戦みたいにはならない。あのころは、大人がつくった価値観に対して、ぶっ壊すんだという文化や言葉、アートが力をもっていた。そういう広がりが今、どうもないような気がする」

 昔を懐かしむのは良いが、自分の価値観に拘るのは、これまでの社会の変遷を見ようとしない傲慢さを感じる。人間というものは若い時に経験したことが中々抜け切れないのは、次の言葉でも明らかだ。

 「相棒(4年前に結婚した旦那)から『社会党的なものの見方しかできないのか』って言われます。あの頃、インプットされたものが、抜け切れない。一番いけないのはヘルメットの色で人を選別してしまうこと」

 新谷のり子さんは1946年生まれ。まさに団塊の世代を代表する人だ。全共闘世代には反戦歌手の女王として絶大な支持を集めてきた。今でも反戦・平和を訴えている。

 この世代が2007年から2010年にかけて、第一線から引く退職時代を迎えている。これから時代が変わるだろう。もう少しの辛抱である。

※この文章は団塊の世代の全体を指すものではありません。あくまでも新聞社に勤務する左翼の記者を対象にしたものです。コメントで強い抗議を受けましたが、文の流れで配慮に欠いた点があり、申しわけありませんでした。一般の団塊の世代の皆様には謝罪致します。

ブログランキング   支援お願いします!



Posted by the_radical_right at 08:37│ mixiチェック │市民団体・極左動向 
この記事へのコメント
失礼ですが、煬帝さん
あなたのコメントは団塊の世代そのままです。
一見アホに見えてもその世代その世代で真剣でした。
ファッションで政治語るな、、良くわかります。
が、もう少し柔らかくコメントしてね。
お願いします。^^

Posted by じいさん at 2006年04月16日 01:57
越谷人 さんへ
painless さんへ
どうも、誤解があったようです。申し訳ありません。謝罪します。
説明不足だったようです。この記事は新聞社に勤める団塊の世代が、そのような考えから記事を書いているのではーという考えに基づいて書いたものです。よく読んで頂ければ理解いただけると思います。冒頭の書き出しを見てください。
その後の文の流れの中で、一般社会における団塊の世代を称して書いているような錯覚を与えてしまったようです。
Posted by 瀬戸弘幸 at 2006年04月15日 20:40
名無しさんへ
「拉致事件」を北朝鮮が認めたことによって、左翼に幻滅したという人は確かに多いですね。応援ありがとう御座います。
煬帝 さんへ
>中途半端に若い人間の意見でした。
いやいや、いつもコメント興味深く読ませて頂いております。よく勉強されているなぁ〜と思います。ベトナムが勝利した後のインドシナ半島の未来に誰が目を向けたでしょうか。カンボジアの虐殺とベトナムの介入、そのベトナムへの中共の攻撃、そう単純には割り切れないことばかりですね。
声優さんへ
いつも情報ありがとう御座います。NHKはいつもながらの韓国びいきですか、この前は北朝鮮のドキュメンタリー良かったのですが、どうも一貫性がないですね。
Posted by 瀬戸弘幸 at 2006年04月15日 20:34
MulutiSync さんへ
>当時は反体制がトレンドでした。
一種の流行だったようですね。反体制は一見格好良さそうに見えるから、皆集まってしまうのでしょうね。
ひろひろさんへ
手厳しいですね。これはあくまでも新聞記者の分析ですから、一般の人は面倒見てあげてください。
富山人 さんへ
団塊の世代の方ですか、私もたいして違わないですが、どうも団塊の世代というと全学連とか左のデモを思い出してしまいます。確かにかなりの年月が過ぎておられるわけですから、考えも変わってきているでしょうね。また、変わらない方がおかしいと思います。
Posted by 瀬戸弘幸 at 2006年04月15日 20:24
私は57才です団塊の世代の最後
いわゆる自虐史観の世代
そんなに決めつけていいのですか
腹が立ちますね
どの時代にも自虐史観の持ち主はいるのです
今の政治家の年代は?私らより遥か上ですよ
私らが少しだけ数が多いだけじゃないかなあ
私らが退職になるから嬉しい待ち遠しい
そりゃああんまりというもんでっせ
そんな考えで日本が救える?
日本をよくしたのは我々でもあるんだよ
失礼じゃないですかね
Posted by painless at 2006年04月15日 19:46
 ちょっと待ってください。団塊の世代といっても、必ずしもアホ左翼だけとは限りませんよ。35年以上前の行動を、若気の至りと反省し、今ではまともな日本人となっている者もいます。私の周りにも、またかくいう私自身も。あなたのブログをみて、いつも力づけられております。今後もよろしく
ご指導ください。
Posted by 越谷人 at 2006年04月15日 19:42
ご苦労様です。
先ほど仕事が終わり、ちょっと本屋に立ち寄り週刊新潮を見たところ、あっと驚く辻元氏の記事が載ってました、瀬戸さん こんな人間放っておいていいんでしょうか、もうめちゃくちゃですよ、サマワに行っている自衛隊の諸君に本当に申し訳ないと思いますが。
Posted by 富山人 at 2006年04月15日 19:04
怒る小市民さんへ
筑紫や田原は戦中派ですが、団塊の世代の代表みたいな感じですね。彼らには日本という国家を尊敬するという考えが全くないように思います。極左団体の幹部はこの団塊の世代が多いらしいですね。中核、革マル、革労協などが、最後の勝負に出ようとしています、この東アジア情勢を激化させ、革命ごっこを試みようとするでしょう。しかし、もう彼らに着いてくる若者の姿はまばらです。そのことに気がつかずにいる彼らは、もう消滅を待つばかりの存在です。しかし、最後のあがきだけには要注意ですね。
大和さんへ
>抑圧された思想が先祖がえりで昔を懐かしむ、時間の余裕も出来た、困ったものですが現実に起こりえる事と思います
ごく一部にしても、「反日」の活動に参加する人間も出るかも知れません。大きな動きにはならないと思いますが、注意しなくてはなりませんね。
Posted by 瀬戸弘幸 at 2006年04月15日 19:00
金 国鎮 さんへ
団塊の世代がその生まれ育った社会情勢や環境から、極めて国家意識が希薄だっと思います。それはやはり日本が戦争に敗れ、多くの人が虚脱感の中にあった頃に生まれ、その後もそのような中で育って来たからでしょう。特に高学歴者は学校で左翼教授の影響を受けて、そのような左翼思想に傾倒して行ったと想います。大学を出て企業に勤めた人は考えも変わったでしょうが、マスコミや公務員などになった人は、今もってその呪縛から解けないのではないでしょうか。
dさんへ
そうですね。確かにそれが心配です。菅直人も団塊の党を作るなどと称していました。暇になったかれらが、今後暇にまかせて「反日」活動を強めて来たら、考えただけでもうんざりですね。
とおるさんへ
反戦・平和を唱えながら、決して北朝鮮の先軍政治や共産中国の軍備増強については反対しませんね。彼らの正体見たりです。
Posted by 瀬戸弘幸 at 2006年04月15日 18:46
石原莞爾さん、晩年のあの「トルーマンを呼べ!」と米軍に啖呵きった話、誰も書いてないね。末期癌の身で壮絶だった。あらためて感謝、石原将軍!
 
 今夜ついに、NHKが暴走!

 4/15(土)NHK総合
☆夜7:30「アニメ少女チャングムの夢」
☆夜11:00「チャングムの誓い」
 
☆4/15(土)NHK教育【ETV特集】

 「海峡を越えた問いかけ・韓国の元ハンセン病患者の90年」
▽回復者の苦難の歩み
▽日韓の交流が補償への道を開く
 今夜10:00〜11:30

Posted by 声優 at 2006年04月15日 17:49
戦争での旧日本軍が如何に評価されているか、その心情がとてもよく解る記事が有りましたのでご紹介します。(泣けました)

その一部「パラオの国旗は青地に金色の丸です。・・・日本の旗に一番似ていた
パラオという国は日本の太陽の反射によって輝かなければ生きられないのである。〜」
日本軍を称える元米軍人氏のコメントも有ります。
http://hepoko.blog23.fc2.com/blog-entry-153.html
Posted by MulutiSync at 2006年04月15日 17:18
ルソー、ロベスピエール、マルクス、レーニンと受け継がれた「黒か白か」「敵か味方か」の単純で安易な思考様式に毒されてたのでは?

世界はもっと複雑です。
ヴェトナム戦争で勝ったことになってる北ヴェトナム(ヴェトコン)が南でどんな蛮行を行ったかには彼らは興味がないようですね。
そのヴェトナムがカンボディアでクメール・ルージュの大虐殺を止める側に回った。
それぞれを背後で操ったのは中共政権。

彼らプチ左翼のシェーマでこういう国際政治の現実が理解できるものか?

特別勉強して見識を持った人以外の「団塊の世代」はもう政治や社会に口出ししないで頂きたいですね。もし志があるのなら還暦過ぎてからでもしっかり見識を高める努力をして、それから動いて欲しい。

中途半端に若い人間の意見でした。
Posted by 煬帝 at 2006年04月15日 17:10
個人的な感想ですが、
団塊の世代にスレスレ入っている年代です。当時はムードで反戦を叫んでいましたが、多くの若者は大学が休講になり喜んでいましたね。他の国でも反戦運動は盛んで、乗り遅れるとカッコ悪いという感じがありました。
当時のリーダーは口がうまくて、調子よくて、よく悪口言い合っていましたね。
僕はその前の戦争体験世代から、戦争の悲惨さを聞いてなければ、盲目的な反戦に乗らなかったと思います。
気持ちが変わったのは、拉致問題からですね。それからは逆に左翼が嫌いになりましたから、正しい情報さえ与えれば多くの団塊の世代も大きく変わる
と思います。
そのころ友人が、進歩的だろうと考えて新聞社に就職したのですが、こんな保守的な所かと嘆いていたのが思い出されます。
最後に、応援しています。これからもご活躍期待しています。
Posted by 名無し at 2006年04月15日 16:56
私も団塊の世代ですが、この頃は単なるブームだったんですよ、我が中央大学に行けばデモに参加しないと変な目で見られる時代であった、ついつい社学同のヘルメットをかぶり、かっこよく映った時代なんです、単なる日本人の付和雷同って感じだったと思うが佐世保原潜阻止、アスパック闘争、羽田闘争、オオジ野戦病院闘争など、最後には大学立法反対闘争から全国全共闘の時代へと変わっていき、そして赤軍派の誕生からしらけムード。
参加すればなんとなくかっこよくなった感じがしたと思うが、今はあの頃の考え方からまったく逆になってしまいましたけどね。
Posted by 富山人 at 2006年04月15日 16:52
団塊の世代(だんかいのせだい と団塊の世代jrの間の1960年代生まれ「3無世代」ですが、彼らの思考、価値観と私は、あいいれません!。
会社においてさえ、ネット環境を有していながら、ネットやPCやデジタル機器を使えないアナログ世代は、早めにご隠居して若手に権限をお譲りください。
Posted by ひろひろ at 2006年04月15日 16:17
ラッパズボン(ジーパン)に長髪は先輩世代で、私はその影響を受けて育ちましたが、当時は反体制がトレンドでした。
戦後の日本弱体化政策による教育を受けた世代ですね。

全ての諸外国が日本を骨抜きにしようとした時代、今はそこから脱却する事が日本人自立の戦いになっていると思います。
Posted by MulutiSync at 2006年04月15日 15:49
団塊の世代、私には気持ちの悪い、個性の無い年代に感じています。当時右を向いても左を見てもラッパズボン(ジーパン)に長髪、不潔な感じでしか見ていませんでした、ギターを弾き反戦歌、何だか訳の判らない主張を独特の言い回しでガナリ立てている。
こんな印象ですが、もう彼らが定年を迎えるのですね、抑圧された思想が先祖がえりで昔を懐かしむ、時間の余裕も出来た、困ったものですが現実に起こりえる事と思います、しかし良い時期にネットが広がり彼らの思考が変化をしているのを祈りたいものです。


Posted by 大和 at 2006年04月15日 12:54
上記の文中、筑紫哲也を団塊世代と記述しておりますが、正確には、氏が終戦を迎えたのは小学生の頃。団塊世代の範疇よりも若干上の世代です。勘違い失礼しました。ただ、戦中に幼少期を過ごした者の多くが、敗戦からの反動でしょうか、団塊世代の先達として左翼思想に毒され人々が多かったのもまた事実。1930〜50代年生まれの者は、左傾化世代と呼ぶこともできると思います。
Posted by 怒る小市民 at 2006年04月15日 11:42
瀬戸さん、お弟子さんこんにちは。
60〜70年代にかけての日本は、現在の“右傾化”とは真逆の方向に針がふれていた。安保闘争に始まる、ベトナム戦争反対闘争、学生紛争といった体制への抵抗。21世紀の妙に醒めた、シニカルな反応とは趣を異にする激烈な暴力革命ゴッコに、参加者は勿論のこと、列島全体が熱に浮かされた如く酔い痴れておりました。あの頃は誰しも、とは申しませんが、相当な割合の日本人が共産主義革命を支持しておったのではないでしょうか。その中核を成すのが所謂、団塊の世代。現在も左翼運動に身を置く者は少ないが、年齢的に日本社会で然るべき地位にある者も多く、左翼シンパの残存勢力は殆どをこの世代の人々が占め、政財界の媚中的動きにも影響を与えている。この世代を代表する人物として筑紫哲也氏が挙げられるでしょう。近代日本を全て否定するところから始める氏の論調は、典型的な左翼の腐臭が漂っていて吐気を催します。
Posted by 怒る小市民 at 2006年04月15日 10:39
反戦・平和という言葉は、結構なものです。
ただし、その背景にあるのが、反日や反米などという偏った思考では、害あって益無しです。
反戦・平和を唱えるならば、中国の行う戦争・侵略・虐殺・殺人・強盗などの行動も糾弾しなければなりません。
左翼や反日勢力は、強大な軍事力を保持・増強し、核兵器・宇宙軍拡をしている隣国である中国については、無批判に許容しています。
また、北朝鮮の日本人などの拉致についても批判しなければ、バランスを欠いていることになります。
同様に、北朝鮮の麻薬製造・密売や外国紙幣の偽造なども批判しなくては、平和は保てません。
バランスを欠いた左翼・反日勢力は、不要です。
Posted by とおる at 2006年04月15日 10:30
>この世代が2007年から2010年にかけて、第一線から引く退職時代を迎えている<

私はこれがとても心配です
退職しても思想は残るわけです
退職して時間が余るわけです
これらの人らが自称市民団体の活動に関わってゆくのではないか?
行政・教育・企業などへの圧力が今以上に増すような気がします
Posted by d at 2006年04月15日 10:26
私の立場から日本人云々は避ける必要があると思っていますが、団塊の世代がいう日本人とは日本のメディアと日本の教育から出てきた観念でしかありません。
私は厳しいかもしれませんが彼らを日本人と思ったことは一度もありません。
極稀にそういう観念から無縁の人に出会う時があります。
彼等は日本人について特別に話しをするわけではありませんが彼らが日本人でありそして彼等がいう素朴な現実が日本の現実であると今でも思っています。
彼等の言う現実には戦前と戦後の精神的な格差など微塵もありませんが残念な事にその多くの人達が高等教育を受けたわけでもありません。
団塊の世代とは戦後の高等教育を信仰してきた人達です。
彼等は日本人という観念を作り上げる時に素朴な日本人をどこかで見捨てた人達だと思いますが、それが彼らを育んできたということに気がつく人は今も少ない。
Posted by 金 国鎮 at 2006年04月15日 10:24