法務省への質問と要望
それは我が目を疑う出来事だった―。
過日、福島大学(福島県)を訪れた際、法務省入国管理局が配布している入管法改正についてのパンフレットに、この中で2ヶ所にわたり“オーバー・ステイ”なる表現が使用されていたのである。
オーバー・ステイとは一般的に超過滞在を意味するものであり、正しくはイリーガル・ステイと使用されるべきではないだろうか。
官報にてこの様な表現を使用することは適切であるのか、それを質すべく7月11日、私は仲間らと共に法務省入国管理局を訪れた。
オーバー・ステイとは一般的に超過滞在を意味するものであり、正しくはイリーガル・ステイと使用されるべきではないだろうか。
官報にてこの様な表現を使用することは適切であるのか、それを質すべく7月11日、私は仲間らと共に法務省入国管理局を訪れた。
決して適切な表現とは言えないことを認めながらも、今後の対策について煮え切らない役人に痺れを切らした私は議論開始早々に口火を切った。
「そろそろハッキリさせましょう。
前回我々が来た時(※)に、法務省の方から“オーバー・ステイ”という発言が出たわけですよ。そこで先生(内外地理研究会の小菅清代表)が“その言葉は何だ”と指摘した。その時にあなた方は明確な反論をしなかったわけですよね。
いい加減にここら辺りで、オーバー・ステイという表現を公式に用いるのか、それとも変えるのか、その見解をハッキリさせてもらいたい。そうでなければ私達の方では次なるステップを考える。
問題は簡単なことではありませんよ。一時、マスメディアが不法滞在という表現から超過滞在という表現に変えたんです、一時、全ての新聞社が。知ってますか?だけど今は不法滞在に戻っていますよね?
私達がどれだけマスコミ各社に抗議に赴いて、これは間違いだということを認めさせたわけです。超過滞在なんて表現は有り得ないんだよ、ということをね。
それは不法なわけだから。法律に違反することだから。そうでしょう?
世間の人というのは、超過滞在=オーバー・ステイなんですよ。あなた方はそうじゃないと言うかも知れないけど、世間一般はそう見ていますよ。だから、皆、仕事を休んでまで来ているわけですよ。大事なことなんです。これから検討します、なんていう生ぬるい回答では納得出来ない」
前回我々が来た時(※)に、法務省の方から“オーバー・ステイ”という発言が出たわけですよ。そこで先生(内外地理研究会の小菅清代表)が“その言葉は何だ”と指摘した。その時にあなた方は明確な反論をしなかったわけですよね。
いい加減にここら辺りで、オーバー・ステイという表現を公式に用いるのか、それとも変えるのか、その見解をハッキリさせてもらいたい。そうでなければ私達の方では次なるステップを考える。
問題は簡単なことではありませんよ。一時、マスメディアが不法滞在という表現から超過滞在という表現に変えたんです、一時、全ての新聞社が。知ってますか?だけど今は不法滞在に戻っていますよね?
私達がどれだけマスコミ各社に抗議に赴いて、これは間違いだということを認めさせたわけです。超過滞在なんて表現は有り得ないんだよ、ということをね。
それは不法なわけだから。法律に違反することだから。そうでしょう?
世間の人というのは、超過滞在=オーバー・ステイなんですよ。あなた方はそうじゃないと言うかも知れないけど、世間一般はそう見ていますよ。だから、皆、仕事を休んでまで来ているわけですよ。大事なことなんです。これから検討します、なんていう生ぬるい回答では納得出来ない」
不法滞在者を支援している団体のWEBサイトなどを見てもらえば分かると思うが、彼らは「超過滞在」であると主張している。
超過滞在をカッコ付きでオーバー・ステイというように説明しているのだ。従っていくら法務省が違うと述べたところで、片方でこういうことを宣伝していれば、同じことを宣伝しているのだから不法残留という言葉の意味が、本来の定義が薄らいでくるのは必然的だろう。
我々は何も批判するために赴いていたわけではない。ある意味で彼ら入管職員は我々以上に愛国心があって職務に従事されていると思う。
だからこそ法務省入国管理局にはパンフレットを回収して、オーバー・ステイなる表現をやめて、新たな訳語を記入して、もう一度配り直してもらいたいと思っている。
超過滞在をカッコ付きでオーバー・ステイというように説明しているのだ。従っていくら法務省が違うと述べたところで、片方でこういうことを宣伝していれば、同じことを宣伝しているのだから不法残留という言葉の意味が、本来の定義が薄らいでくるのは必然的だろう。
我々は何も批判するために赴いていたわけではない。ある意味で彼ら入管職員は我々以上に愛国心があって職務に従事されていると思う。
だからこそ法務省入国管理局にはパンフレットを回収して、オーバー・ステイなる表現をやめて、新たな訳語を記入して、もう一度配り直してもらいたいと思っている。
この日、上記の趣旨の要望書を提出しており、入管がどのような対応を示すのか、後日、回答が来ることになっているので、また報告させて頂こう。
平成17年7月12日 瀬戸弘幸
平成17年7月12日 瀬戸弘幸
※昨年10月21日、我々は法務省を訪れ、安易な在留特別許可
の付与に反対する声明を出していた。
この記事との関連 NPO外国人犯罪追放運動ブログ『侍蟻』
