やけっぱち解散にしたたかな戦略
石原、橋下、小沢の体制が整わないうちに解散へ

今回の唐突なように見えた野田首相の16日解散表明でしたが、考えてみるとかなり計算づくであったと思われます。
1 強いリーダーシップを演出した
党首討論は野田首相のほうから各党に呼びかけたことが明らかとなっています。自分のほうから呼びかけている以上、何らかの思惑があったことは確かです。討論会における鬼気迫る言葉は確かに他の党首を圧倒していました。
語気鋭く眼光も険しかった。何としてもやるときにはやり抜くというその強さをもの凄く意識して臨んだものと思われます。安倍氏なども面食らったのではないか。そんな雰囲気でした。
無罪判決で意気軒昂な筈の小沢氏も言葉に力がなく、聞き取れないほどで迫力では野田首相が勝っていました。
2 第三局が整わないうちに解散したかった
年内解散の文字が躍っていましたが、本音で年内解散を願っていたのはカルト創価公明だけであり、他の各党は年末解散を希望していたとは思われません。みんなの党だけが年内解散を批判していましたが、他の党はまさか野田首相が踏み切るとは考えていなかったと思います。
民主党内でもかなりの反発があったので、まさか解散に踏み切るなどとは思いもよらなかったでしょう。追い込まれたわけではなく本人は攻勢に転じたと思っているのではないか。
3 時限爆弾を仕掛けた
次期政権に定数削減を約束させたのもしたたかな戦略でした。自公政権に足枷を嵌めたもので比例区の定数を40減らすことにはカルト創価公明党が猛反発するでしょう。山口公明党代表は選挙制度改革を口にして骨抜きを図る作戦のようです。
しかし、安倍総裁が約束したのは小選挙区制度下における定数削減であり、今後の火種になりそうです。まかり間違うと今度は安倍総理が嘘つき呼ばわりされる可能性も出てきました。
追い詰められたような野田総理ですが、案外、思惑通りに進んだとほくそ笑んでいるかも知れません。
※最近字数が多いとはねられるケース(ブログ記事の文字数制限)があるので、今回はこれで終了し、太陽の党と減税日本の合流というインパクトの強いニュースを後で取り上げたいと思います。
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